皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
4月も中盤ですね。スギ花粉は落ち着いてきたそうですが、ヒノキの花粉の飛散量は増えてきて、どちらも持っているという方は5月くらいまではつらい毎日かと思います。
この時期、実は花粉症と合わせて頭痛も増える症状です。
当院でも花粉症の患者さんは多いですが、花粉症が発展して頭痛が起こっている方も非常に多いです。
今回は花粉症から発展する頭痛と対処法についてご紹介します。
花粉症と頭痛の関係
花粉症はアレルギー症状、免疫機能の暴走になります。
主な症状は目のかゆみや鼻詰まりですが、その症状が悪化して発展していくと頭痛に繋がることもあります。
花粉症から発展する頭痛の多くは緊張型頭痛と言い、主に首の付け根や頭、目の奥がズーンと重くなるような感覚や、締め付けられるような痛みが起こるのが特徴です。
頭痛の仕組み
目や頭など首から上に対しての血流は、すべて首を通って流れています。
筋肉の緊張で首から頭に向かう部分の血流が悪くなってしまい、目的地に届く血流が少なくなります。
それにより、酸欠状態や栄養不足が起こって頭痛に発展します。
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花粉症の頭痛につながる症状
1. 目の緊張
目の筋肉が緊張し、後頭部の頭の付け根の筋肉の緊張や、目や周辺の筋肉の緊張で血流が悪化してきます。目の緊張は神経で連動して首の付け根の筋肉を緊張させます。
2. 鼻詰まり
鼻から空気を吸えないことによる酸欠が起こります。
また、鼻をすすったり噛んだり、くしゃみをすることで、首やおなかの緊張が強くなります。
体の変化
- 呼吸が浅くなる
呼吸が浅くなり、酸欠状態になりやすくなります。
鼻呼吸が止まることで肩を引き上げて息をしなければいけなくなるので、筋肉の緊張も強くなります。 - 筋肉の緊張
首や肩の筋肉の緊張はもちろんですが、浅い呼吸やくしゃみなどでおなかの緊張も起こりやすくなります。 - 自律神経の乱れ
呼吸が浅くなったり、首や背骨の周辺の緊張や動きが悪くなると自律神経が乱れます。
さらに花粉症の症状や筋肉の緊張をさらに悪化させることになり、悪循環に陥ってしまいます。
こういった症状がお互いに干渉し合って症状が悪化し、なかなか改善せず花粉が収まる時期まで耐えるという方が少なくありません。
頭痛を予防するセルフケア
花粉症の症状で硬くなって頭痛に繋がりやすい部分のセルフケアをお伝えします。
頭の付け根のツボ押し【風池】
後頭部の出っ張りから少し下のくぼんだ部分から、真横に左右に指をスライドさせていくと、筋肉の盛り上がりの外側にまたボコっとしたへこみがあります。
そこの一番深いところが風池というツボになります。
このツボの奥には頭の付け根の後頭下筋という筋肉があり、そこを緩めてあげることで目の緊張の緩和や鼻の通りを良くしたり、頭自体に向かう血流を良くするので頭痛を予防することになります。
おなかのストレッチ
うつ伏せに寝た状態で上半身を起こし、両肘を床につけて上半身を大きく上に起こします。その状態で30秒間、深呼吸をしてあげます。
おなかを広げることで呼吸を深くして腹式呼吸をしやすくなったり、同時に背中をそらせるような動きになるので、自律神経の安定や背中の緊張を緩めることができます。
鎖骨の上を緩める
鎖骨の上にある首に向かう斜角筋という筋肉を手でゆっくりと緩めてあげます。
指4本で軽く押さえて、円を描くように優しく押してあげてください。
この筋肉を緩めることで、肩を引き上げての呼吸の改善に繋がるのと、鼻の通りにも関連してくる部分ですので、鼻の通りを良くすることにも繋がります。
さらに症状を楽にするために
以上のセルフケアを1日2~3回ほど、頭痛がなくてもやってあげてください。
症状が出る前にやっておくことで、頭痛を事前に防げる可能性が高くなります。
しかし、そもそも花粉症が改善するわけではないので、花粉症の症状が強い場合や、体の状態が悪くなってしまっていて頭痛が収まらない場合は、つらい状態から自力で抜け出すのは難しくなっている可能性があります。
こういった場合は早めに治療をしておくことで、頭痛や花粉症の症状を楽にして過ごすことができます。
当院では花粉症の症状に対しての治療と、頭痛に対しての治療を組み合わせて行っています。
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鍼治療
ツボに鍼を打つことで身体に起こる反射を利用して、花粉症の症状を緩和していきます。
花粉症の症状は花粉が飛ぶ前に始めるのが一番効果的ですが、症状が出ている時でも緩和していくことができます。
頭痛に対しても、呼吸や身体の動きを調整することで頭痛が出にくい状態をつくることができます。
整体治療
花粉症で起こる筋肉の緊張や、頭痛につながる身体の動きの悪さを改善していきます。
関節を優しく動かしながら軽く動かしたり、運動をかけていくので、強い刺激は与えません。
緊張や自律神経の乱れには、背骨や肋骨などの動きの硬さが伴うことが多いので、この部分の動きが改善されると呼吸や動きが大きくなり、花粉症と頭痛の症状が緩和して、安定しやすくなります。
鍼治療や整体治療は薬のような副作用がなく、体の反応を変えていくものなので効果が持続しやすいのが特徴です。
まとめ
花粉症だけでもつらいものですが、頭痛まで出てしまうと気力がなくなり、せっかくの春の休日も家でぐったりしてしまうという方もいます。
しかし、適切な治療を受けることで
「毎年、目がえぐられるような頭痛が出なくなった」
「今年は花粉の量が多い日でも薬なしで外に出られている」
という声をたくさんいただくことができています。
毎年この時期は頭が痛い、花粉症の症状があまりにつらいという方は、我慢せずにお早めにご相談ください。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平




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