皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
「仕事のカバンが重くて腰が痛い」
「買い物の帰りは荷物が重くて腰が辛くなる」
こういったお悩みはありませんか?
お仕事で持ち物が多かったり、買い物かごが重たくなってしまったりしても、運ばないといけない時は皆さんもあるかと思います。
こういった状態で我慢して荷物を持ち続けていると、どんどん痛みが強くなったり、荷物を持った時以外の痛みにも発展してくることがあります。
しかし、荷物が重い以上は仕方がないというものではなく、体の状態が変われば、同じ重さのものでも楽に持つことができるようになることも多いです。
今回は、片手で荷物を持った時に腰が痛む原因と解決法をお伝えします。
片手で物を持った時の腰痛について
片手で重いものを持った際に起きる腰痛は、何が痛いのかというお話になります。
特に多くなるのは以下のパターンです。
- 反対側の筋肉の痛み
荷物を持っている側と反対側の腰の筋肉が、体が倒れてしまわないように支えようとして痛めてしまうパターンです。
腰の筋肉が引っ張られながら強い力を入れ、後ろから押さえている状態になるため、負担がとても大きくなります。 - 持っている側の関節の痛み
体が重さに負けて倒れてしまい、荷物を持っている側の腰の後ろ側にある関節が強く圧迫されて痛くなるパターンです。
詰まった感覚や、引っかかったような感覚に襲われることが多く、体をひねったり腰をそらしたりした時にも痛みが出ることがあります。
腰に負担のかかる要因
特に多い動きや状態として、以下のようなケースが挙げられます。
- 片方の肩にかける習慣
例えば、常に左肩にカバンをかけて持っているが、実は右肩が下がっていて、右にかけるとカバンが落ちてしまうため左にかけ続けている、といった状態が続いている場合です。 - 体重のかけ方の偏り
例えば、右足に体重をかけた方が楽だから、左手で荷物を持ってバランスを取っているというパターンです。
足のどちらかに体重をかけやすい癖があり、その体の倒れの調整をするために反対側で荷物を持つのが楽に感じてしまうと、腰の一点に負荷が集中しやすくなります。
腰だけで体を支えてしまう原因
日常的な全身のバランスの崩れと連動の乱れが原因となります。
具体的な要因は以下の通りです。
- 荷物に筋力が負けている
荷物が重すぎて筋肉の力で支えることができず、どうしても体が倒れたりねじれたりしてしまうパターンです。 - 腰以外の筋肉を使えていない
本来は足の外側、腹筋、背中の筋肉などで重さを分散させて支えるべきところを、ほとんど腰の筋肉だけで支えてしまっている状態です。 - 重心をうまく移動できない
右手で荷物を持った時は、自然と左側に体重をかけてバランスをとろうとしますが、この体重移動がスムーズにできないと、体が重さのある方へ大きく倒れ込んでしまい、腰の負担になります。 - 定位置の異常
脳の中で認識している定位置が狂ってしまっている状態です。
脳は正しい位置だと思い込んでいるのに、実際は体がかなり大きく傾いているということが少なくありません。
特に肩の左右の傾きが強いと、片方はカバンをかけると落ちるから反対に掛けるようになったり、使い方にも偏りが起こります。 - 肩甲骨の不安定さ
荷物を持った側の肩甲骨が重さに負けて浮き上がってしまうと、上半身が重さで落ちた状態になり、体を支えるための腰への負担が大きくなります。
痛みの改善方法
カバンや荷物の重さを全身で支えられる形になれば、痛みは出にくくなっていきます。
- バランスと連動の回復
関節が安定した状態で重心を左右にスムーズに切り替えられる状態をつくることで、荷物の重さを全身で分散出来るようになります。 - 筋肉の柔軟性を取り戻す
筋肉が硬くて正しい動きができない場合は、そこを緩めて動きを元に戻す必要があります。
肩甲骨、背中、骨盤、股関節、足首、足指など、腰以外で支える部分の状態を整えることで、体のバランスの定位置が変わっていきます。 - 痛みのない状態の維持
腰に痛みの出ない状態を一定期間維持し続けることで、脳の中の定位置の認識が修正されていきます。
長引く痛みには治療が有効
痛みが長引く場合は、持つ手を交代したりリュックに変えたりする工夫で解決することもあります。しかし、元々のバランスが崩れていると、負担の場所が変わるだけで他の部分に痛みが出る可能性が非常に高いです。
長い間、片手で物を持った時の腰の痛みにお悩みであれば、治療を受けてみることをお勧めします。
当院では、鍼と整体治療を組み合わせて、こうした腰の痛みに対して治療を行っています。
鍼治療
片手で持った荷物の重さを支えられるように、重心移動をしやすくするために筋肉の緊張をのバランスを調整します。
腰の緊張は他の関連する部分の筋肉の緊張を緩和しながら、腰の力の入りすぎを防いでいきます。
痛い部分に鍼を刺すよりは、関連する足の外側や肩甲骨周り、反対側の腰などの部分からアプローチすることが多いです。
整体治療
日常的なバランスの崩れを確認して、荷物を持っても腰だけで負担を請け負わないように調整していきます。また、肩甲骨周りや骨盤周りなどの安定感を高めるように軽い力を入れてもらう運動をかけていき、腰以外の部分で負担を支えられるようにしていきます。
力が正しく入る状態を維持できると、次第に無意識的に腰を守ることが出来るようになっていきます。
まとめ
体をうまく使えるようになれば、荷物を片手で持っていても腰の頑張りすぎが解消され、毎日のお買い物やお仕事が快適になってきます。
体のバランスの乱れをそのままにしてしまうと、痛みが強くなったり、手足の神経痛などに発展したりする可能性も高くなります。
客観的に体の使い方を確認し、適切に治療していくことが、痛みに悩む期間を短くするコツです。
もしも長い期間痛みが続いているようであれば、お気軽にご相談ください。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


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