【料理中の腰の痛み】キッチンでの腰痛対策

皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「料理中にいつも腰が痛い」
「腰が痛くて台所に立ちたくない」

こういったお悩みはありませんか?

毎日の食事の支度や、お仕事の厨房での料理など、キッチンでは立ちっぱなしになることが多い上に、一度始めてしまうとキリのいいところまでは休憩できなかったりで、我慢してしまう方も多いのではないでしょうか。
こういった痛みは単なる疲労ではなく、キッチンでの立ち方を改善することで改善できる可能性があります。
今回はキッチンでの腰痛の原因と対策法をお伝えします。

目次

キッチンでの腰痛

キッチンでは料理の下準備や洗い物などの作業をする時に、立ちっぱなしになることが多いですが、同じ位置であまり大きな動きはせずに、前かがみで立ち続けることが多くなると思います。

この時に負担がかかってくるのは腰の筋肉です。筋筋膜性腰痛と言いますが、腰の筋肉が、体が前に倒れないように支えるため緊張し続けることで、筋肉の血流が悪くなって疲労感や痛みを感じるようになっていく症状です。

痛みが出るキッチンでの立ち方

まず、痛みが出てしまう立ち方の特徴を説明します。

  • つま先体重

    体重がつま先にかかっていると、体が前のめりになる力がどんどん強くなります。体が前に倒れないように腰の筋肉で支える力がより強く働かなければいけなくなるので、腰の負担が増えてしまいます。

  • 腰が曲がる

    腰が前に曲がって、腰を軸にして前かがみの状態を続けてしまうと、腰の筋肉自体が直接引き伸ばされながら力が入る状態になるので、負担が大きくなります。

  • 頭が下がっている

    基本的には下を向いていることが多いと思いますが、極端に頭が下に下がりすぎている状態になると、背中から腰にかけての丸まりが強くなり、結果的に腰の筋肉の負担が増えてしまいます。

  • 強く握りすぎている

    洗い物でお皿を持つ手や、包丁を握る手、食材を押さえている手。
    この手を強く握りすぎる癖がついている方は、背中の緊張が連動して強くなってしまい、その影響で腰の負担が大きくなることがあります。

  • 片側重心

    どちらかの足に体重をかけて片足重心の状態で作業を続けていると、左右の筋肉にアンバランスな負担がかかって、負担の一点集中でどちらかの腰に痛みが出ることがあります。

痛みの出ない立ち方のポイント

次に、痛みが出ない立ち方のポイントを説明します。

  • 重心は左右均等、かかとの前に

    左右均等に体重をかけ、かかとの前、土踏まずの一番後ろのあたりに重心を預けるつもりで立ってあげると、筋肉の負担を軽減することができます。

  • 股関節を曲げる

    腰を丸めるのではなく、股関節を曲げて股関節を軸にし、お尻を後ろに引きながら「く」の字の曲がり角を股関節にするイメージです。
    こうすることで腰の丸まりを防ぐことができます。

  • 足を広げる

    特に背の高い方は、足を大きめに広げてあげるといいでしょう。
    身長の関係でどうしても背中を丸めてしまう場合は、足を広げて重心を低くしてあげる方が腰が曲がりにくくなります。

  • 顎を引く

    頭が下がりすぎないように顎を引いてあげることで、背中から腰にかけての丸まりを軽減することができます。

  • 物は最小限の力で持つ

    手の力を入れすぎないことで、背中に余裕を持った状態になり、腰の負担を軽減することができます。

痛みが出る原因

そもそも、なぜ痛みの出る立ち方を続けてしまうのか。
それは、その立ち方を楽だと感じて無意識に続けてしまう体のバランスに問題があるからです。

  1. 筋肉の緊張のバランス

    人間は緊張が強い筋肉を優先して使いやすくなります。ふくらはぎや太ももの前側、上半身の前側の筋肉などの緊張が強くなっていると、どうしても腰を痛める立ち方になりやすいです。

  2. 力の入りが悪い

    緊張が強い筋肉と反対の働きをする筋肉、重力に抵抗して体を起こし保つ筋肉や、重心を一定に保つための骨盤の筋肉に力が入りにくい状態になっていると、負担がかかる体勢から逃げられなくなってしまいます。

  3. 神経のエラー

    脳の中で体の位置を把握する位置感覚や、筋肉の緊張度合いを調整するセンサーのような神経の働きが狂っていると、負担のかからない状態を維持できなくなったり、無意識に体勢が崩れたりします。

負担のかからない立ち方を身につける練習法

  • 股関節の運動

    肩幅に足を広げて立ち、股関節の曲がるところに手を当て、下腹と太ももで手を挟むような感覚で腰を丸めずに体を前に倒していきます。股関節を軸に「くの字」に曲がるイメージです。

  • かかとに体重をかける練習

    直立した状態でかかとに体重をかけ、つま先を少しだけ浮かせます。左右均等に体重をかけながら、少しずつ時間を延ばしていきましょう。

  • 顎引きの運動

    頭の後ろで両手を組み、後頭部で手を後ろに押すような運動です。
    顎を引く筋肉を使うことで、背骨の丸まりすぎを防ぐことができます。

長く続く痛みには

腰に負担をかける立ち方を修正する練習を行いながら、日常の台所作業でも意識をしてみてください。

しかし、無意識に体勢が崩れてしまったり、姿勢を意識していても痛みが続いてしまう場合は、ご自身で防げる範疇をすでに超えてしまっている可能性があります。
こういった状態でお困りであれば、治療を受けてみることをお勧めします。

当院では、鍼治療と整体治療を組み合わせて、キッチンでの腰の痛みの治療を行っています。

腰だけにアプローチしても、結果的に腰が頑張りすぎている状態なので、痛みはすぐに出てきてしまいます。
腰に負担のかからない立ち方を日常的に身につけることが、本当の目的です。

鍼治療

筋肉の緊張のバランスを調整して、腰の負担を軽減していきます。
重心の移動や極端な力の入り方が改善されてくると、楽な体勢を維持しやすくなります。
状態によりますが、手や足、背中、ふくらはぎなどのツボを選んで治療することが多いです。

整体治療

神経の誤作動や定位置の改善を行うために身体の反射を利用して軽い運動をかけていきます。
心地よいくらいの抵抗をかける運動なので、身体の負担は最小限ですみます。
力の入りすぎな筋肉と、うまく力の入らない筋肉のバランスを調整します。

まとめ

台所に立つのはほぼ毎日のことかと思いますが、日ごろの使い方を修正することで徐々に痛みを感じにくくなっていく方が多いです。
地味な腰痛だからと我慢を続けていると、腰に負担のかからない動き方を身につけるのにも時間がかかりやすくなりますし、緊張が強くなりすぎると足のしびれなどの神経痛に発展する可能性もあります。

痛みを我慢せずに早めに改善できると、早く終わらせたかった料理を楽しむ余裕も出てくるかと思います。
もしも長期間痛みを抱えていたり、どう工夫しても痛みがあるという方は、我慢せずにご相談ください。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次