【長く歩きたい】O脚の方が膝を痛めずに歩くためのポイント

皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「膝が痛いけどO脚だから仕方ないよね」

「出かけていて長時間歩いていると膝が痛くなる」

治療をしていると、こういった声を聞くことが多いです。

徐々に膝が外に曲がっていくO脚ですが、確かに膝に負担がかかり痛みを訴える方が多いです。
しかし、O脚があっても特に不調なく歩いている方や、痛みが改善して長時間歩けるようになった方も数多くいらっしゃいます。
O脚があってもまだ諦めないでください。

今回は、O脚で膝が痛くなる原因と解決法をご紹介します。

目次

O脚とは

O脚とは、膝を正面から見て「O」の字のように開くように変形していくことを言います。
足を揃えて内くるぶし同士を合わせた時に、膝が接しない状態というのが目安になります。

乳幼児期にあるものや骨折などがきっかけのものもありますが、今回は最も多い、日常的な負担のかかり方や加齢による関節の変形などによるもののお話をします。

O脚の膝への負担

O脚があると、膝の以下の部分に負担がかかりやすくなります。

  • 膝の内側の関節

    膝の内側の関節の角度が鋭角になるので、関節の内側への物理的な圧迫が強くなり、軟骨のすり減りや変形が起こりやすくなります。

  • 膝の外側の筋肉

    骨盤から脚の外側を通って膝の外側に付く筋肉や靭帯が、体重がかかった時にピーンと張って体が横に倒れないように支えています。
    O脚の場合は骨格によってこの筋肉、靭帯が大きく引き延ばされ、常に引っ張られた状態になるので膝でこすれて痛みになりやすいです。

膝の痛みを助長する要因

O脚なだけで必ず膝が痛くなるわけではありません。
膝の痛みを強くしてしまう要因がいくつかあるのでご紹介します。

  • 外側体重

    足の外側に体重が強くかかっている状態が続くと、膝が外に開きやすくなってしまいます。
  • 股関節が伸びない・開いている

    股関節が常に曲がった状態で、少し外を向くように開いた状態が続いてしまうと、膝が開く方向への負担が常にかかり続けることになります。
  • 骨盤が後ろに倒れている

    骨盤が後ろに倒れて腰が丸まった状態になると、その動きに連動して股関節が開いてしまい、体重が外側にかかりやすくなります。
  • 背骨の丸まり

    腰から頭にかけての背骨が全体的に前に倒れるように丸まってしまうと、連動して股関節が外に開きやすくなって外側体重になりやすくなります。
  • 上半身が前に倒れている

    上半身が前に倒れてしまうと、その前に傾いた重心を帳尻合わせするために、体重を後ろや外側に寄せてしまいやすくなります。

  • 巻き肩

    巻き肩も上半身が前に倒れたり、背骨が前に丸まってしまうのを助長させることになるので、結果的に膝の外への負担になってしまいます。

膝に負担をかけてしまう原因

次に、なぜ上記のような状態になってしまうのか、原因を説明します。

  • 関節がうまく動かせない

    関節がうまく動かず、先ほど説明した負担のかかる状態から抜けられなくなってしまっている可能性があります。
    関節自体の筋肉や軟部組織が硬くなって動かせない場合や、神経の伝達不良でうまく動かなくなっている場合などがあります。

  • 筋肉の緊張バランス

    筋肉に力が入りっぱなしになっている部分と、反対に力がうまく入らなくなっている部分のバランスが崩れると、膝の外側の負担が一点に集中してしまいます。
    また、筋肉の硬さが関節の動きを制限してしまうこともあります。

  • 筋力不足

    歩いていて体重がかかった時に、股関節や膝、重心が前に行きすぎないようにするための背骨の安定感など、関節を安定させる筋肉の力が弱っているせいで負担のかからない動きが出来なくなってしまっています。

  • 動き方の異常

    全身の関節を正しい範囲で安定して動かせるようにするための神経の伝達がうまくできていない可能性があります。
    人間は日常的にやっているような動きはスムーズにできますが、慣れていない動きをいきなり綺麗にすることはどうしてもできません。
    改善するためには反復して神経の伝達をスムーズにしていく必要があります。
    自転車に乗る練習をするのと同じように、繰り返し動きながら身につけていく必要があります。

痛めない歩き方のポイント

膝への負担を減らすための歩き方のポイントです。

  • 2本のラインの上を歩く

    骨盤幅ぐらいの足幅で足を開いて立ちます。
    そのままの足の幅の2本のラインを引いて、その上をそれぞれの足が歩くつもりで歩いてあげると、体重のかけ方や歩幅が安定しやすいです。

  • つま先・膝を前に向ける

    O脚の方の多くは、膝やつま先が外側に向いた状態で歩き続けていることが多くなります。
    つま先と膝を正面に向けて歩く意識を持ってあげてください。

  • 歩幅は大きめに取る

    歩幅が小さくなってしまうと、股関節を大きく振ることができずに骨盤や背骨の動きも制限してしまいます。
    歩幅を大きめに取って、股関節や骨盤まで連動して大きく動かすイメージを持ちましょう。

  • 前を向いて腕を振る

    下を向いてしまうと背中の丸まりに繋がってしまうので、前を向き、腕を大きく振るようにしてください。
    腕を振った反動で足が大きく前に出ることになるので、スムーズな歩行に繋がります。

快適な歩きのために

軽度の症状であれば、負担のかからない動き方が身につけば、膝を守りながら長距離を安心して歩くことができるようになっていきます。

しかし、意識してみても痛みが出てしまう場合や、すでにO脚が重度になってしまってしまっている場合は、自力では負担のかからない歩き方を身につけるのは難しくなってしまっている可能性があります。

痛みが改善できずにお困りの場合や、正しく歩けているか分からないという場合は、治療を受けてみることをお勧めします。

当院では、鍼と整体治療を組み合わせて、O脚による膝の痛みへの治療を行っています。

鍼治療

膝に負担をかける動きをさせている筋肉の緊張バランスを、ツボを使って調整していきます。
痛いところが緩めば解決というわけではないので、全身の動きを確認しながら、制限をかけている部分に鍼を打ちます。膝に直接鍼を打つことは少なく、足や腰、肘、手首などを選んで治療をすることが多いです。

整体治療

動きが悪くなっている関節の可動域や、筋肉の力の入り方のバランスを調整していきます。
関節を優しく抑えながら動かしたり、軽い力加減で動かしてもらうような施術で、動きのスムーズさと安定性を高めていきます。
身体を勢いよくひねったり、バキバキ鳴らしたりはしませんのでご安心ください。

まとめ

O脚は形が完全に元に戻るわけではありませんが、体の状況を改善すると、O脚でも痛みなく長時間歩くことができている方をたくさん見てきました。

痛みが時々あるだけや、強い痛みではないからと長期間放置すると、膝の変形が悪化してきて痛みが強くなったり、痛みのでる歩き方もどんどん定着してしまいます。
歩くのが苦痛になると外出の頻度が減って、他の病気の引き金になったり、本当は行きたかった旅行を諦めてしまうなど、生活の楽しみが減ってしまいます。

いつまでも自分の足で快適に歩けるように、早めの改善をお勧めします。
もし膝のお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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