皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
立ち仕事をしていて、慢性的な肩こりの症状に悩まされているという方はいらっしゃいませんか?
「肩をストレッチしたりマッサージしたりしても、すぐに重くなってくる」
そんなお悩みをよく伺います。
実は問題は肩ではなく、腰にある場合があることをご存知でしょうか?
そこで今回は、特に立ち仕事で肩こりにお悩みの方に多い、腰から来る肩こりについて、原因と解決方法をご紹介します。
反り腰とは何か?
反り腰という言葉は知っている方も多いと思いますが、改めて説明します。 通常でも、立っている時は腰は少し反っているものなのですが、この骨盤の前への傾きが大きくなってしまっている状態、これを反り腰と呼びます。
反り腰が肩に与える影響
人間の体は積み木のようにバランスを取っています。土台の崩れが上の部分に大きな影響を与えます。
- 重心が前にずれる
骨盤が前に傾いて重心が前にスライドすることで、腰が反っていきます。 - 上半身でバランスを取る
体が前に倒れないように、上半身を反対に後ろにそらしたり、頭を前に出してバランスを取るようになります。 - 巻き肩になる
肩が内側に入り込んで背中を丸めることで、バランスを維持しようとします。 - 筋肉に強い負担がかかる
頭は約5~6kgあると言われています。この重さを首や肩の筋肉だけで支えなければならなくなります。
長時間支え続けると血流が悪くなり、痛みや重さにつながります。
このように腰が反ることで、結果として肩こりの症状につながっていきます。
自分で行う反り腰チェック
壁に後頭部、背中、お尻、かかとをつけて立ってみてください。
その状態で、腰と壁の間に手を入れてみましょう。
- 正常→手のひら1枚分ぐらいの隙間
- 反り腰の疑い→拳がスカスカ入るぐらいの隙間
そもそも後頭部をつけるのが苦しい場合は、背中が丸くなりすぎている可能性があります。
なぜ腰が反ってしまうのか?5つの原因
- 筋肉の硬さ
股関節の前側の筋肉やふくらはぎ、腰などが硬くなっていると、腰を反らせる方向に引っ張ってしまいます。 - 関節が動かない
股関節を後ろにそらす動きができなかったり、足首が硬くてつま先が上がらなかったりすることで、腰の反りでカバーしてしまいます。 - 筋力不足
背骨や骨盤の位置を安定させる筋肉が弱くなると、重力に負けてしまい、骨で体を支えようとして腰を反らせてしまいます。 - 動き方の癖
立ち方や歩き方の癖により、無意識に腰を反らせる時間が長くなっている可能性があります。 - 脳の認識エラー
反り腰が定着すると、脳がその状態をニュートラルだと勘違いしてしまいます。
一度調整してもすぐつらくなるのはこのためです。
また、背中が丸まっていると、そのバランスを取るために腰をそらすこともあります。腰と背中はお互いに影響し合っています。
反り腰の解消方法
- 筋肉のバランス改善
股関節の前側や、重心を調整するふくらはぎなど、全身の緊張バランスを整えて重力や負荷を分散できる状態を作ります。 - 関節の動きの改善
股関節や腰を丸める動きなど、動かせる範囲を広げていきます。背中の動きに制限が起こっている場合は、背中の動きの改善も並行して行う必要があります。 - 動かし方の改善
腰が反りすぎない動かし方を、反復して身につけていく必要があります。 - 定位置(認識)の修正
脳が思っている正しい位置を、繰り返し修正して塗り替えていく必要があります。時間はかかりますが、修正されれば気にせず生活していても肩に負担がかからなくなります。
専門的な治療での改善がおすすめ
腰の反りが体の使い方の制限になっている場合、これらを変えていくことで肩こりも徐々に楽になっていきます。
しかし、長年染み付いた癖を一人で改善していくのは、なかなか難しいものです。
長年立ち仕事で悩んでいて「自分も反り腰かな?」と思われた方は、治療を受けてみることをおすすめします。
当院では、鍼と整体で、腰と関連する肩こりに対応しています。
鍼治療
筋肉のバランスを整え、つらい肩こり自体の症状を和らげます。
つらい場所だけでなく、手足やふくらはぎなど、全身の繋がりを見て反り腰の原因や動きやすさも調整します。
整体
動きの悪い関節を直接動かしたり、肩に負担がかからない立ち姿勢を定着できるよう、動きと安定感を高めていきます。
バキバキ鳴らすような矯正はせず、優しく動かしながら調整していく治療なのでご安心ください。
反り腰は、しっかり支えられる土台と動き方を身につければ、肩こり解消に繋がります。
反り腰自体が肩だけでなく、腰痛につながることもあるので、早めの改善がおすすめです。
立ち仕事で肩こりにお悩みの方は、諦めずにぜひ一度ご相談ください。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


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