真横に腕を上げると痛くて上がらない…腕を上がるようにするにはどうすればいい?

この記事では、真横に腕を上げると痛くて上がらなくなってしまう「腱板損傷」の方が、腕の上がりを良くするための方法を解説しています。
結論としては、痛めた筋肉を他の筋肉で補うことが重要になります。
負傷してしまった筋肉だけで腕を上げず、他の筋肉で補えるようになれば日常生活のレベルであれば不自由が少なくなり、腕が上がりやすくなっていきます。
腕が上がらなくなる理由とそれを補う方法を解説していきます。

【この記事を書いた人】

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
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院長 境田 涼平(さかいだ りょうへい)

資格:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

鍼治療、整体治療を通して、皆様が元気な毎日を送れるようにお手伝いします。

皆さんこんにちは。
山梨県甲斐市にあります、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「腕が横に上がらなくなってしまった」
「物を持った状態で腕を上げていられない」

急に腕が自由に動かなくなり、慌てて相談に来られる方がいらっしゃいます。
そんな状態が続くと日常生活でも不便が多く、不安になってしまいますよね。
これは、「腱板損傷」と言われる状態かもしれません。
今回は腕を上げられない症状の原因と回復の方法を解説していきます。

目次

なぜ腕が上がらなくなるのか?

これは腱板損傷と言われる状態になります。
腱板というのは肩甲骨から肩の関節を通って腕の骨の根元についている筋肉のことを言います。
主に4種類ありますが全体的に腕を上げたり動かしたりする時に肩の関節が外れないように安定させてくれているという役割がある重要な筋肉になります。
体の中では細くて短い筋肉になりますので、強い負担がかかった時に痛めてしまいやすいのも特徴になります。
この腱板という筋肉の一部が損傷してしまっている状態を腱板損傷と言います。
主に起こりやすいのは手をついたり、スポーツなどで腕を振る動きでふそふのが特徴です。
しかし高齢の方ですと、元々動きが悪く筋肉が硬くなってしまっている場合があるので、これといった思い当たるきっかけがなくても、いつの間にかその筋肉の一部が損傷してしまっているといったケースも少なくありません。

腱板の損傷がないかチェック

まずは腕の上げ方になります。
肩の関節だけを動かして真横から腕を上げていき、腕が上がるかどうかをチェックしていきます。 この時に腱板損傷がある方は腕がうまく上げられないので体を反対側に傾けたり肩をすめたりして上がらない肩の分を補うために全身が動いてしまいます。

次に腕を真横まで上げていきます。机などに腕を乗せて、腕を持ち上げるように肩を90度真横に持っていってあげてください。
この状態で身体を横にずらして、腕を上げたまま維持できるかどうかというチェックになります。

これで痛みが出てしまい、体が横に倒れたり、腕が下がってしまうという方は腱板を損傷してしまっている可能性があります。
そもそも自力では腕が全く上がらなかったり、肩を浮かせていた時に全く抵抗できずにストンと腕が落ちてしまう場合は筋肉が完全に断裂してしまっている可能性があります。

動きの回復方法

他の筋肉で補う方法です。
腕を上げる時は1つの筋肉だけが活動して腕を上げているわけではありません。
他の腱板の筋肉や外側にある肩の筋肉などいろいろな筋肉が一緒に動いて腕を上げる形になります。
損傷している筋肉をカバーできるように他の筋肉を使えるようにしてあげることが重要です。
こうして他の筋肉で補って腕を上げられる状態を作っておきながら、損傷してしまった部分の回復を待つという形になります。

これからその他の筋肉で補う方法を解説していきますが、痛みが強い動きはしないようにしてください。
痛めた筋肉は使わない方がいいです。

全体的に負担は強くなくて大丈夫ですが下ろす時は脱力、そして反動を使って跳ねるように軽く戻してあげる、こういった運動が大切になってきます。
筋トレではないので負担は感じなくて大丈夫なので行ってみてください。

1つ目の運動:棘上筋(きょくじょうきん)を刺激する運動

腕を真横から斜め前に30度ほど、30度斜めぐらいの角度で腕を上げます。
腕を内側にひねって手の甲を前に出すイメージです。 この状態で一度一瞬力を抜いて腕をストンと落として、そのストンと落ちたのに抵抗してまた元の位置に戻し、力を入れて戻していきます。 これは10回行います。 その後は手のひらを前に出すイメージで腕を開くようにひねり同じ動きをしてあげてください。

2つ目の運動:棘下筋(きょくかきん)を刺激する運動

この筋肉は机などに腕を置いて行ってあげてください。
机で補助しながら腕を真横まで上げていきます。
机に肘を乗せたまま肘を90度に曲げて腕を前に倒してあげます。
この時も脱力をしてあげてください。
前に倒れた腕を元の位置まで瞬発的に引き戻してあげます。
下ろす時は力づくではなく脱力をするというのがポイントです。

3つ目の運動:肩甲下筋(けんこうかきん)を刺激する運動

さっきの運動とは反対に重力に任せて腕が開いていくのを戻してあげます。 この運動をしてあげてください。

4つ目の運動:小円筋(しょうえんきん)を刺激する運動

今度は腕を前に出し腕相撲をする時のよう体勢をとります。 このまま腕を内側にまた脱力をして倒していきます。 ある程度のところでまた同じ位置にクッと戻してあげます。

腕の筋肉を全体的に使っていく練習

最後は肩の筋肉を全体的に使っていく練習になります。
上がらない腕と反対の手で腕を90度横まで持ち上げてあげてください。

この状態で支えている手をパッと一瞬離してすぐに支えてあげます。 上がらない腕は離された瞬間に一瞬に腕を浮かせるように耐えるように力を入れてあげてください。

以上の運動をやってあげると、痛めた筋肉以外の筋肉で腕を支えられるようになっていきます。

回復までの期間

痛めた筋肉や損傷の程度によりますが基本的には痛めた筋肉が回復してくるまでには1ヶ月から長いと半年くらいかかることもあります。
筋肉が完全に切れている場合は半年から1年くらいはかかってしまう可能性もあります。
回復を待たなければいけないのは体の仕組み上仕方がないことですが、大切なのは痛みだけを基準にしないことです。
腕がしっかりと上がるようになっているのか、物を持った状態で腕を上げていられるのかというのが大切になってきますので、大切なのは痛みや痛みだけではなく機能ということになります。
機能が回復していないと、損傷が治ったのに腕がうまく上がらなかったり、上がるけど痛いまま、という状態のままになってしまうことがあります。

1ヶ月変わらない場合は治療をおすすめします

まずは腕が上がらないという方はご紹介した運動をやってみてください。
1ヶ月間やってみても全く動く範囲や力の入り具合に変化がないという場合は肩だけの問題ではなく全身の連動性が関わっている可能性もあります。
ういった場合は原因を1人で特定するのはとても難しいので、治療を受けてみることをお勧めします。

当院では鍼治療と整体治療を組み合わせ、腕が上がらない腱板損傷の症状に対しても治療を行っています。
治療では上半身だけではなく足までを含めた全身の動き方や体の使い方を検査して、上がらない腕を全身で補えるように調整をしていきます。

まとめ

腕が上がらない症状というのは生活にかなり支障が出るので焦るかと思いますが、正しく対処していけば腕の上がりが徐々に回復に近づいていきます。
肩甲骨まわりの筋肉で痛めた筋肉を補いつつ、回復に向けた動きができればと思います。
放置されている期間が長いと回復までにどうしても時間がかかる可能性があったり、最悪の場合は病院で手術を検討される場合もある症状です。
もしも長くお悩みが続いているという方は、お早めにご相談ください。

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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