みなさんこんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
日々の施術の中で、「最近、胃の調子がなんとなく悪くて、しっかり食べられないんです」というご相談をよくいただきます。
胃の不調が増える時期には一定の傾向があり、夏バテの時期、年末年始、そして今の「冬から春に向かう時期」が特に顕著です。
「食べ過ぎたわけでもないのに、胃が重い、もたれる、キリキリする……」
そんな原因不明の不調は、どう対処していいか分からず不安ですよね。
実は、こういった症状こそ、整体や鍼灸が大きな力を発揮する分野です。
今回は、なんとなく続く胃の不調の原因とその対処法について詳しくお伝えします。
※大切な注意点
胃の不調は、様々な内臓疾患のサインである可能性もあります。まだ病院に行かれていない方は、まずは消化器内科を受診し、検査を受けることをお勧めします。
その上で「検査では異常なし」と言われた方のための、身体からのアプローチをご紹介します。
検査で異常なし。でも「胃がつらい」のはなぜ?
病院の検査で炎症や潰瘍が見つからなくても、胃が正常に働いていない状態(機能の低下)は起こり得ます。
- 食後のひどい胃もたれ
- 少し食べただけですぐにお腹がいっぱいになる
- みぞおちあたりの鈍い痛み
- 何かがせり上がってくるような不快感
これらは、胃の「動き」や「知覚」が過敏になっているサインかもしれません。
胃の不調を引き起こす意外なきっかけ
暴飲暴食などの不摂生はもちろんですが、実はそれ以外にも大きな要因が2つあります。
1. 自律神経の乱れ
今の時期(3月〜4月)は、1年で最も寒暖差が激しく、気圧の変動も頻繁です。私たちの体はそれに対応しようとフル回転し、自律神経が非常に乱れやすくなります。
内臓は、リラックスしている時(副交感神経が優位な時)に活発に動きます。
しかし、季節の変わり目やストレスで常に興奮状態(交感神経が優位)になると、胃への血流が減り、消化活動が鈍くなってしまうのです。
2. 背中やすねの筋肉の緊張
内臓と体表面は、神経を通して密接につながっています。 特に胃の神経は、「背中の下側あたり」や「すねの筋肉」と深く関わっています。これらの部位が緊張して血流が悪くなると、神経を介して胃や腸の働きを低下させてしまうことがあります。
「なんとなく不調」の裏に隠れた本当の原因
当院では、胃そのものだけでなく、以下の4つのポイントに注目しています。
- 背骨の動きの悪さ
自律神経は背骨のすぐ横を通っています。
背骨が硬くなると自律神経の伝達がスムーズにいかなくなり、胃の働を鈍くしてしまいます。 - 呼吸の浅さ
精神的な緊張や背中のこりがあると、呼吸は浅くなります。
深い呼吸ができないと交感神経が優位になり続け、胃が本来の仕事(消化)をサボってしまう状態になります。 - お腹の緊張
お腹の筋肉(腹筋)の奥に、内臓を覆っている膜があります。浅い呼吸や丸まった姿勢などでお腹の緊張が強くなると、膜を介して内臓の働きを邪魔してしまうことがあります。 - 身体の使い方のクセ
意外かもしれませんが、歩き方や姿勢のクセなどですねの筋肉を酷使していると、その緊張が神経を伝って胃の働きを邪魔することがあります。
胃の不調へのアプローチ
当院では、胃の不調に対して「全身のバランス」からアプローチします。
鍼治療でのアプローチ:ツボと神経への刺激
鍼には高いリラックス効果があります。 胃の働きを助けるツボ(足の「足三里」や背中のツボなど)を刺激することで、神経を介してダイレクトに内臓の血流を促し、活動を活発にします。
また、自律神経のバランスを整えるのにも非常に有効です。
呼吸の深さや背中やお腹の緊張感を基準にして状態を確認します。
整体でのアプローチ:姿勢と呼吸を整える
姿勢が崩れて猫背になると、胃が圧迫されるだけでなく、呼吸が浅くなって自律神経が乱れます。
整体によって背骨の動きを出し、姿勢を整えることで、「内臓がしっかり働けるスペース」と「リラックスできる状態」を同時に作っていきます。
毎日を美味しく、元気に過ごすために
整体や鍼灸院は「肩こりや腰痛で行くところ」と思われがちですが、実はこういった胃腸の悩みで来院される方もたくさんいらっしゃいます。
胃の調子が悪い状態が長く続くと、栄養がしっかり摂れず、疲れが取れにくくなります。
すると趣味を楽しむ気力がなくなったり、仕事のパフォーマンスが落ちたりと、生活の質全体が下がってしまいます。食事に不安を感じて楽しめないのもつらいですよね。
「病気ではないから」と我慢し続ける必要はありません。
少しでも早く胃の重荷を下ろして、毎日を快適に過ごせるようお手伝いさせていただきます。
胃の症状でお悩みの方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


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