【運転中の腰の痛み】快適な運転のためのポイント

皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「運転が長くなると腰が痛くなる」

「通勤の運転が毎日苦痛です」

こうしたお悩みで、ご相談される方が多くいらっしゃいます。
遠出や、通勤が長くなったりで運転時間が長くなって、痛みが強くなってからご相談を受けることが多いです。
この辺りは車社会ですから、移動のために車に乗らないわけにはいきませんが、毎日痛むのは本当に嫌になってくることかと思います。
実は、運転中は特に腰の痛みを予防するために意識すべきポイントが存在します。

そこで今回は、運転中の腰の痛みの予防方法をお伝えします。

目次

腰のどこが痛むのか?

座っている状態が長時間続くと、以下の場所に負担がかかります。

  • 筋肉

    首から骨盤まで伸びている脊柱起立筋という筋肉や、骨盤から肋骨をつないでいる腰方形筋という深い部分の筋肉などが、常に引っ張られ続ける状態になります。
    すると、筋肉が血流不足を起こし、痛みを感じる物質が出て痛みを感じてしまいます。

  • 骨盤

    骨盤はいくつかの骨が組み合わさってできています。
    座った姿勢で骨盤が後ろに倒れることで、このつなぎ目の関節部分に負荷がかかり、痛みを起こします。

  • 椎間板

    椎間板とは背骨の間にあるクッションです。
    座っている状態は椎間板に大きな負荷がかかりますが、腰が丸まるとこの負担がさらに大きくなります。
    椎間板に傷がつくと腰に響くような重い痛みが起こります。
    また、中身が飛び出してしまう「ヘルニア」の状態になると、腰の痛みだけでなく神経痛に発展してしまうこともあります。

腰に負担をかける要因

運転中は座っている状態が長時間続きますが、以下のような状態で座っていると、より腰痛を感じやすくなります。

  • シートが遠い

    足と手をより前に伸ばさなければならず、腰の負担が大きくなります。

  • 背もたれが寝すぎている

    背中の丸まりが強くなり、骨盤も後ろに倒れてしまいます。

  • 股関節が開いている

    膝や爪先が外を向いた状態で運転を続けると、骨盤が後ろに倒れ、連動して腰が丸まります。

  • 傾いた座り方

    片手運転で、もう片方の腕が窓際や、肘置きに体重をかけるような座り方で運転を続けていると、腰には左右非対称な負荷がかかり続けることになるので、片方の腰の筋肉や骨盤の関節部分に強い負荷がかかって痛みを起こすことがあります。
  • 前のめりな運転姿勢

    時々背もたれを全く使わず、前のめりな姿勢で運転をしている方もいます。重心は後ろに倒れていませんが、上半身が前に倒れると、背中が丸まり腰の筋肉も引っ張られる形になるので、腰の負担が大きくなります。

負担の少ない運転姿勢のポイント

車種や体格によって多少の違いはありますが、理想的な姿勢をご紹介します。

  • シートの距離

    ブレーキペダルを踏んだときに、膝が伸びすぎていると腰の負担が大きくなります。
    膝が軽く曲がり、直角よりも少し浅い角度で余裕がある距離感が理想です。
  • 背もたれの角度

    直角よりも若干後ろに倒した角度で、ハンドルを持っても背中全体が背もたれに密着しつつ、強い圧がかからない角度が理想的です。

  • 座る位置

    シートと背もたれの境目にお尻を差し込むイメージで深く座り込みます。
    深く座ることで、シートの下側が骨盤や腰の骨を支えてくれます。

  • ハンドルの持ち方

    時計でいうところの「10時10分の位置」が理想的です。
    片腕を肘置きなどに置くのは、負担が偏ってかかるので腰痛がある場合はおすすめしません。

  • 足の幅と方向

    肩幅よりも少し狭く、骨盤幅くらいが良いです。
    膝と爪先は正面か、若干外向きくらいに保ちます。
    運転中に左足を使わないので、自然と向きが変わってしまうことがありますので注意してください。

専門的な治療の必要性について

上記の姿勢を意識してみて、痛みが軽減するようであれば継続してください。

しかし、シートの位置などはすぐに変えられるとして、股関節が開いてしまったり、前のめりになったり、腰が丸まっていても違和感を感じずそのまま運転を続けてしまっている状態に問題があります。

この状態は、身体に負担がかかっても、その座り方を「楽である」と感じています。
身体にとって負担のかかりにくい位置を定位置として認識するように変えていくには、姿勢を意識していくだけでは難しいことも多いです。


腰の痛みが変わらない場合や、運転以外でも腰が痛む場面が多い方は、姿勢や座り方の意識だけでは腰の痛みが改善できない可能性があるので、専門的な治療を受けてみることをお勧めします。

当院では、鍼治療と整体治療を組み合わせて、運転での腰の痛みを持つ方へも治療を行っています。

鍼治療

腰に負担のかかる座り方で固定されてしまっている筋肉の緊張を解きます。痛みのある腰に打つよりも、足を開かせてしまっていたり、身体を前に倒すように引っ張っている筋肉にアプローチして、負担のない座り方を楽に出来るようにしていきます。

整体治療

関節の動きが悪く、負担のかかる姿勢しか出来なくなっている場合は、反対側に優しく大きく動かしたり、力が入りすぎている部分を脱力できるように軽い運動を加えて、負担のかからない姿勢を維持できるようにしていきます。

最後に

運転は毎日する方が多いですし、運転しないというのは難しいかと思います。運転での腰痛が長引くと、痛みがだんだん強くなり、痛むまでの時間が短くなったり、ヘルニアなどの神経痛に発展する可能性もあります。

地味な痛みなので、「いつかなんとかなるだろう」とそのままになってしまっている方も多いですが、腰の痛みがなくなると、毎日の移動や通勤が楽になり、より強い痛みに苦しむ可能性をへらすことができます。
我慢してしまっているという方は、お気軽にご相談ください。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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