みなさんこんにちは。
ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
腕がしびれているので整形外科に行きレントゲンを撮ってもらったら、特に異常はないと言われて、なんでしびれているのか分からないという相談を受けることがあります。
しびれは確かにあるのに、なぜなのか分からないのは不安になりますよね。中には心配して脳外科に行く方までおられます。
そこで今回は、レントゲンに異常がない腕のしびれについてご紹介します。
腕のしびれの仕組み
しびれというのは、神経が圧迫されて、引っ張られるような負荷がかかったときに起こる症状です。
腕にある神経は首から出て腕を通り、手に向かいます。
この通り道で神経が圧迫され腕の重さや手を挙げた時の負荷がかかり続けると、しびれが出てきます。
レントゲンについて
レントゲンは、骨に異常がないかを確認するために撮ります。つまり、レントゲンで異常がないということは、首の骨に変形はないので、他のところで圧迫されているということです。
どこで圧迫が起こるのか?
首からの神経の通り道は、いくつか狭くなっている場所があり、そこで圧迫されてしまうことが多いです。
首や胸の筋肉の隙間、脇を通るところなどです。
ここで圧迫が起こって腕にしびれが出ることを胸郭出口症候群と言います。
圧迫が起こってしまう人の特徴
神経に圧迫が起こってしまう人は、日ごろからの姿勢によって起こることが多いです。長時間神経が圧迫される猫背姿勢を続けてしまっていて、徐々にしびれが出てきます。
なので、根本的には圧迫している筋肉を緩めるだけでなく、猫背姿勢を改善していく必要があります。
なぜ猫背になるのか?
猫背姿勢が定着してしまうのは、いくつか原因があります。
- 長時間座っている
デスクワークやスマホの見すぎ、読書などで長時間座ったまま動かないと、だんだんと背中が丸まって肩、頭が前に出てきます。その姿勢が長時間続くと、筋肉、関節の動きが悪くなり、猫背姿勢が定着してしまいます。 - 筋肉のバランスの崩れ
猫背姿勢では、胸やお腹の筋肉が縮こまった状態が続き、緊張してうまく伸ばせなくなります。反対に、背中にある筋肉は弱まり、身体が丸まっていくのを止められなくなってしまいます。 - 関節が硬くなる
背骨が前に倒れた状態が続くと、背骨や肩甲骨周りなどの関節の動きが悪くなってしまい、胸を張る姿勢を取りにくくなります。これが長時間続くと、関節が硬くなり元の姿勢に戻しにくくしてしまいます。 - 生活習慣や使い方のクセ
一度座ると長時間立ち上がらなかったり、下を向いての作業が多かったり、柔らかいソファに長時間寄りかかったりと、背中を丸める機会が多い方はこれに当てはまります。
また、下を向くときに首だけ動かしたり、肩をすくめて腕をあげていたり、猫背を助長する動き方になってしまっている方も多いです。
こういったことが複合的に組み合わさって猫背姿勢が習慣化して、神経圧迫が起こり、しびれが出てきてしまいます。
急に姿勢が悪くなる方は少なく、しびれが出る前から徐々に原因が悪化して症状が出るまでになっているので、気が付いていなかっただけで以前から姿勢が悪くなっている方が多いです。
しびれの解決策
神経を圧迫している筋肉をマッサージなどをしてほぐしたとしても、一時的には楽になるかもしれませんが、また同じ姿勢、生活習慣をしていると、すぐにしびれは出てきてしまいます。
つまり、筋肉を緩めて症状を緩和しつつ、姿勢も変えていかないといけません。
しかし生活習慣やクセは人によって違うので、姿勢を改善する方法は人によって違います。
そして、圧迫の場所や猫背の原因の特定までを自分だけでするのはかなり難しいです。
猫背からくる腕のしびれは、放っておいて改善することは少ないです。
悪くなった姿勢が長い期間続くと、関節の動きが悪くなっていき改善にも時間がかかってしまいます。
腕のしびれがあって、病院に行っても解決していない方は、治療を受けてみることをお勧めします。
当院では、神経圧迫の場所の特定から、原因となっている姿勢の改善までをサポートさせていただきます。
レントゲンに写らない部分でも、身体を動かしたり触って検査をして原因となる場所を探し出します。
整体や鍼でしびれが緩和されるように圧迫しているところを治療しながら、猫背姿勢を作る原因になっている部分にもアプローチします。
筋肉を緩めて終わりではありません。楽でいられる姿勢が身につけられるように、筋肉のバランスが良くなるように必要な運動も行います。
日常で負荷をかけないように、普段からしてしまっている猫背になってしまう動き方を修正していきます。
自宅で出来るストレッチや運動もいい状態を維持するために必要なので、続けられるように都度確認しながらお伝えしていきます。
しびれは大きな痛みではないので放置してしまう方も多いですが、良くなった方は「こんなに楽だとは思わなかった」「身体が動きやすくなって活動的になった」と喜ばれています。
気になる症状は早めに改善して、日常を快適にしていきましょう。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


コメント