【足裏の痛み】足底腱膜炎の原因と解消法

皆さん、こんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「歩いていると毎日足の裏が痛くなる」
「 毎朝、しばらくの間、足の裏に痛みがある」

治療をしていると、こういったご相談を受けることがあります。
特に日中と朝晩の寒暖差があり、春になって歩くことが多くなるこのシーズンに増えてしまう症状です。

私自身も経験があるのですが、痛みが出た時はかなり不快で、足を踏み込むのが怖くなる時があります。
地味な痛みや一時的な痛みのこともありますが、放っておいて治りにくいのも特徴です。

そこで今回は、足の裏の痛みの原因と解消法をお伝えします。

目次

足の裏の痛み「足底腱膜炎」について

これは足底腱膜炎と言いますが、足に体重がかかった時に、足の裏に痛みが出る症状のことを言います。
足の裏は、足の指を曲げる筋肉の腱や、足を支えるための膜がピンと張って土踏まずを支えています。
これをアーチと呼びます。

この部分が強く引っ張られる状態が続いたり、回数が多くなったりすると炎症が起こりやすくなります。歩いていて足がずっと痛いという方は、足底腱膜という膜に炎症が起こっている可能性があります。

強く引っ張られる場所に痛みが出たり、膜がついている骨の付近に痛みが出たりすることもあります。かかとの前側の骨が引っ張られすぎて「トゲ」ができてしまい、それが刺さって痛みが出ているというケースもあります。

朝一番に痛みを感じる場合は、寝ている間に筋肉や腱が硬くなり、動き慣れて血流が回復するまでの短い時間で痛みを感じていることが多いです。

足底腱膜炎を起こす要因

足底腱膜炎を起こす背景には、以下のような要因が考えられます。

  • 扁平足

    土踏まず(足のアーチ)が通常よりも低くなっている状態です。
    本来、橋のように体重を支えてくれている構造が崩れているため、足の裏の膜が通常よりも強く引き伸ばされやすくなります。
    足裏の筋力低下や、足の内側に体重がかかりすぎる使い方が原因になります。

  • 足の筋肉の硬さ

    足の裏の筋肉は、実はふくらはぎやスネなど、膝の下からついている筋肉が腱を通して足裏まで回り込み、アーチを作っています。そのため、これらの部分が硬くなると足の裏が引っ張られやすくなり、痛みに繋がりやすくなります。

  • 足首の硬さ

    つま先が上がらない、足首をねじる動きがしにくい状態だと、関節が満足に動かない分、筋肉の伸び縮みする幅も小さくなります。
    結果として筋肉の負担が増え、硬くなりやすい状態になります。

  • 足の指の筋肉が使えていない

    指が常に浮いてしまっている「浮き指」の状態や、指先で地面を蹴るような動きができていない場合、足の裏が引っ張られる時間が長くなったり、歩く時に急激な力がかかりすぎたりして、大きな負担となります。

  • 体重の増加

    短期間に体重が急激に増えすぎると、それだけ足にかかる負担も大きくなります。急な体重増加が足裏の痛みに繋がっている可能性もあります。

原因は「全身の連動不足」

しかし、これらの要因があったとしても、痛みなく生活できている方はたくさんいます。それはなぜでしょうか。

足底腱膜炎を起こしてしまう人は、先ほどの要因に加えて、全身の状態で「原因」が隠れていることが多いです。それは、全身の連動不足です。

歩いたり階段を昇り降りしたりする時、足だけが動いているわけではありません。全身がタイミングよく、十分な可動域で安定している必要があります。この動きがどこかで破綻していると、結果的に足の裏の負担となって痛みに発展します。

特に影響が出やすい部分は以下の3つです。

  1. 股関節の動き

    歩く時に最も大きく動くのが股関節です。
    体重がかかった時に股関節が内側にねじり込んでいたり、後ろに引く動きが硬かったりすると、足の裏に繋がる筋肉の負担が大きくなり、痛みに繋がりやすくなります。

  2. 骨盤の安定感

    骨盤は下半身のスタート地点です。足にかかる負担を受け止めて分散させる働きがありますが、歩く時に骨盤が支えられずに傾いたり、横にスライドしたりすると、不安定な着地を繰り返すことになります。これは筋力不足だけでなく、長年の習慣で「力の入れ方を忘れている」可能性もあります。

  3. 背中(胸郭・肩甲骨)の動き

    歩く時は腕を振った反動で足が前に出ます。肩甲骨や背骨や肋骨の動きが悪いと腕の振りが小さくなり、不安定な着地や足への負荷の集中につながってしまいます。

解決のための3つのポイント

全身の連動をスムーズにするためには、以下のポイントが重要です。

  • 筋肉の柔らかさ

    ふくらはぎやスネはもちろん、骨盤周りや背中の動きを止めてしまっている筋肉を柔らかくすることが重要です。

  • 関節の動きと安定感

    足首、股関節、膝、背骨、肩甲骨が必要な範囲で動くこと。そして、その動きがグラグラせずに安定していることが大切です。

  • 正しい動きを身につける

    足の裏に負担がかからない状態を定着させるために、立ち姿勢や動き方を再学習していきます。
    無意識に負担がかからない動かし方を身につけて維持することが、改善への近道です。

治療でのアプローチも重要

ご自分でのケアも大切ですが、足以外の場所に問題がある場合は解決に時間がかかったり、痛みを繰り返したりすることも多いです。もし長期間悩んでいる場合は、専門的な治療を受けることをお勧めします。

当院では、以下の方法で足底腱膜炎の解決を目指します。

鍼治療

足の裏に直接針を打つことはありませんのでご安心ください。足の痛みと直接関係する筋肉を緩めたり、関節の動きに関係が深いツボを使って治療します。まずは痛みを緩和し、その後、体が動きやすくなるように全身の調整を行います。

整体

関節の動きの改善や、力の入りが悪い部分を軽い運動を加えながら使いやすいようにしていきます。
バキバキ鳴らしたり無理な筋トレをさせたりはせず、優しく、軽い力加減で行います。
繰り返し行うことで、無意識的に必要な範囲を安定して関節を動かせるようになっていきます。

セルフケアの指導

足は毎日使うものなので、1日の疲れを残さないためのストレッチやマッサージをお伝えします。
ご自分でできる簡単なストレッチやマッサージを、状態に合わせてお伝えします。
シンプルな部分はセルフケアも組み合わせつつ、強い症状と原因は治療で改善していくことで、早い段階で痛みを回復させることにつながります。

足の痛みは放置すると痛みを避ける歩き方が定着してしまい、膝や腰など他の部分の痛みにも繋がります。

しかし、足の痛みが解消されると、朝起きた時の憂鬱感や外出への抵抗感もなくなっていきます。
何も気にせず、どこまでも歩き回れる生活を取り戻すために、お手伝いをさせていただきます。
足裏の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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