皆さん、こんにちは。 山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
最近は日中、日差しが暖かく過ごしやすい日が続いていますね。
ただ、この辺りでは風が強い日も多く、風が吹くと寒さを感じるだけでなく
「花粉の飛散量が増えるのが一番困る……」という方も非常に多いのではないでしょうか。
実はこの時期、花粉症の症状と一緒に「首や肩のコリ」がひどくなる方が増えています。花粉だけでもつらいのに、体の痛みや重だるさまで強くなってしまうのは本当に嫌になりますよね。
そこで今回は、花粉症からくる首・肩こりの原因と、その改善方法をお伝えします。
花粉症の治療の記事はこちら
https://hibiki-hari.com/2026/03/04/kahunsho/
【花粉症対策】ガマンや諦める前に。鍼治療が鼻水・目のかゆみに効く理由
なぜ花粉症で首・肩こりが悪化するのか?
花粉症の症状(鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみ、喉のイガイガ)は、実は筋肉や神経に大きな負担をかけています。
- 筋肉への負担が増える
鼻をすすったり、くしゃみをしたり、咳をしたりする動作は、意外にも全身の筋肉を使います。特に「肩を引き上げる筋肉」や「腹筋」が緊張しやすくなり、疲労が蓄積してしまいます。 - 呼吸が浅くなる(自律神経の乱れ)
鼻が詰まると呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすくなります。体が常に「興奮状態(交感神経優位)」になると、筋肉の緊張が解けず、花粉症の症状自体もさらに悪化するという悪循環に陥ってしまいます。 - 口呼吸の影響
鼻水、鼻詰まりなどで息ができないと、どうしても「口呼吸」になります。
口呼吸を続けると、呼吸を助けるために首の前側の筋肉を使いすぎてしまい固まってしまいます。
これが「巻き肩」を助長したり、酸欠状態になって筋肉の痛みを引き起こしたりする原因になります。 - 眼精疲労との連動
目のかゆみや炎症があると、ピントを合わせるための目の筋肉が常に緊張します。目の筋肉は首の筋肉と密接に連動しているため、目の疲れがそのまま首のひどいコリにつながります。
首・肩こりをケアするための3つのポイント
花粉症の時期に体を楽にするには、以下の3つを意識することが大切です。
- 背中の動きを良くする
背中を丸める・反る・ひねる動きを出すことで、自律神経と呼吸を安定させ、首、肩の緊張を緩和させます。 - 横隔膜(おうかくまく)を緩める
横隔膜は、肋骨の真下にある呼吸を補助する筋肉です。この筋肉を緩め、深い呼吸を取り戻します。
横隔膜が緩むと、呼吸で肩の筋肉を緊張させないようになります。 - 手を緩める
実は手の緊張は、首・肩や肋骨の動き、さらには花粉症の症状にまで幅広く影響しています。
花粉症と首・肩こり 同時のセルフケア
座ったままできる3つのストレッチをご紹介します。
1. 背中の運動と胸開き
右手を左膝の外側に置き、左手は耳の後ろに添えます。そのまま左肘を後ろに引き、胸を大きく開いていきましょう。
- ポイント:目線もしっかり肘を追いかけるように首を回します。
- 深呼吸を3〜5回繰り返し、左右両方行いましょう。
2. 横隔膜のストレッチ
椅子に座ったまま体を前に倒し、お腹と太ももをくっつけます。その状態で、肋骨のキワ(一番下のライン)に指4本を軽く押し当てます。
- ポイント:指を少し内側に食い込ませた状態で、ゆっくり深呼吸を3〜5回行います。
- かがんだ状態で横隔膜を押すことで、呼吸が深くなります。
3. 手のストレッチ
片方の手で、反対側の指を1本ずつ大きく反らしたり、指の間を大きく広げたりします。
また、手の甲にある指の付け根の骨の間(骨間筋)を、10〜20秒ほど優しく押してみてください。
これだけで首や肩の緊張が和らぎます。
花粉症、首・肩こりの同時ケアが大切
花粉症の症状と首・肩こりは、お互いを悪化させ合う関係にあります。
片方だけをケアしても、もう片方に引っ張られてすぐに元に戻ってしまうことが多いです。
身体の関連性を把握して一人で的確に改善していくのは、実際は難しいところです。
もし「セルフケアでは変化がない」と感じているのであれば、一度しっかりとした治療を受けることをお勧めします。
当院では、花粉症と首・肩こりを同時にケアする施術を行っています。
鍼治療
花粉症の症状へのアプローチはもちろん、自律神経のバランスを整え、背中の動きをスムーズにし、首・肩こりの症状も同時に治療します。
症状に合わせて場所は変わりますが、手や足、背中などのツボを使って治療していきます。
整体
背骨の動きを回復させ、呼吸を楽にします。
張りすぎた筋肉と使えていない筋肉のバランスを、軽い運動を交えながら整えていきます。
花粉症は時期が過ぎれば治まりますが、この時期に固まってしまった首・肩の緊張はそのまま残ってしまいます。体が硬い状態でくしゃみをすると、ぎっくり腰や肋骨の痛みにつながる恐れもあり、毎年そうした方が来院されます。
つらい時期を我慢しすぎず、早めにケアをして春の季節を快適に楽しみましょう。
お悩みの方は、お気軽にご相談ください。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


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