【慢性の肩こり、腰痛の改善】必要な運動とはどんなもの?

皆さん、こんにちは。 山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

当院で対応させていただくことが多い症状の第1位は「腰痛」、第2位は「肩こり」です。全体の半分以上をこの2つが占めていますが、患者から時々こんな質問をいただくことがあります。

「治すためには、やっぱり筋トレしないとダメですか?」

個人的には「ぜひやりましょう!」と言いたいところですが、「大事なのは分かっていても、本音を言えばあまり乗り気ではない……」と正直に教えてくださる方もいらっしゃいます。(笑)

 また、中には「ジムに通って運動してみたけれど、改善しなかった」という方もたくさんいらっしゃいます。

運動をしようと一歩踏み出したこと自体、本当に素晴らしいことです。しかし、体の悩みを改善するためには「その時に必要な運動の種類」を見極める必要があります。

今回は、運動は本当にやった方がいいのか、そして「必要な運動」とは何なのかについてお話しします。

Q「運動しないとダメですか?」
A「やった方が絶対に良いけれど、必ずしも全員に筋トレが必要とは限らない」

結論からお伝えすると、 これが私の考えです。

運動には、筋肉や関節を動かして神経の伝達を正常にしたり、血流を良くしたりする働きがあるため、健康のためにプラスであることは間違いありません。
しかし、お悩みの症状を改善するための「絶対条件」ではないケースもあります。

まずは、運動が重要なケースと、そうではないケースを整理してみましょう。

目次

運動が重要になってくる人(リハビリが必要な状態)

  1. 筋肉の萎縮がある

    使う機会が少なすぎて筋肉が極端に衰え、力が入らなくなっている状態です。怪我や病気での長期入院後、あるいは五十肩などで長期間動かせなかった場合などが当てはまります。この場合は、回復のためにリハビリとしての運動が不可欠です。

  2. 力の入り方が悪い(使い方のエラー)

    筋力自体がないわけではなく「力の入れ方を忘れてしまっている」状態です。特定の筋肉ばかり使う癖があると、サボってしまう筋肉が出てきます。そのバランスの悪さが痛みの原因なら、その筋肉に刺激を入れる運動が必要です。

  3. 動かせる範囲(可動域)が極端に狭い

関節の動きが悪い場合、痛くない範囲で繰り返し動かしてあげることで、関節の機能回復を促すことができます。

運動がそこまで重要ではない人

  • 筋力に問題がない

    意識した通りに狙った筋肉へ力を入れられるなら、筋トレを最優先する必要はありません。

  • 関節の動きが悪くない

    可動域が正常であれば、可動域改善のための運動を急ぐ必要はありません。

なぜ運動しても良くならないのか?3つの落とし穴

「頑張って運動しているのに痛みが消えない」という場合、以下の3つの原因が考えられます。

  1. フォームが崩れている

    正しいフォームから逸脱していたり、重すぎる負荷設定で形が崩れたりしていると、労力に見合った効果が得られません。

  2. 鍛える場所を間違えている

    例えば「腰を丸めると痛い」タイプの腰痛の人が、腹筋運動(上体起こし)ばかりすると、逆に腰へダメージを与えてしまいます。弱っている筋肉をピンポイントで鍛え、バランスを取ることが大切です。

  3. アウターマッスルばかり鍛えている

    ジムで重いものを持つようなトレーニングは、体の外側にある「アウターマッスル」を鍛えるものです。
    しかし、大切なのは関節を支える「インナーマッスル」とのバランスです。
    インナーマッスルが弱いままアウターばかり鍛えるのは、ネジの緩んだロボットをフルパワーで無理やり動かすようなもので、かえって怪我の原因になりかねません。

肩こり・腰痛の方におすすめの運動

当院でもお伝えしている、特に問題になりやすい部分へのアプローチをご紹介します。

可動域を広げる運動

  • トランクローテーション(背中の回旋)

    横向きに寝て、上側の膝を90度に曲げて下の手で押さえます。上の手をぐるっと頭の上を通るように回し、背中側へ大きく広げます。目線も手を追いかけるようにしましょう。

  • キャット&ドッグ(背骨の柔らかさ)

    四つん這いになり、背中を思いっきり丸めたり、逆に反らしたりを繰り返します。背骨と骨盤を連動させて動かすのがポイントです。

安定させるための運動(鍛える系)

  • ドローイン(体幹の安定)

    仰向けで膝を立て、鼻から息を吸い、口から「細く長く」限界まで吐き切ります。お腹を凹ませることで、背骨を支える奥の筋肉(腹横筋・多裂筋)を刺激します。

  • 肩甲骨を寄せる運動(姿勢改善)

    脇を締めて肘を90度に曲げ、手のひらを外側に向けながら肩甲骨を背骨の方へギュッと寄せます。息を吐きながら行うとより効果的です。

最短の改善には治療がおすすめ

今回ご紹介した運動はどれも効果的ですが、実際にお一人お一人の体の状態は異なります。 最短で改善を目指すなら、まずはご自分の体が今どのような状態なのか(筋力が足りないのか、使い方が悪いのか、関節が固まっているのか)を正しく把握することが大切です。

当院では、鍼と整体を組み合わせて、あなたの不調をいち早く解決できるようサポートしています。

鍼治療

痛いところに打つのではなく、負担の原因となっている部分を調整し、正しい姿勢や動きができる土台を作ります。

整体

呼吸や背中の動きを整えながら、力が入りにくくなっている筋肉を刺激し、効率よく体が動くように調整します。

「自分で運動してみたけれど、なかなか良くならない」「そもそも運動が苦手で、何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
治療とあわせて、あなたのお体に今本当に必要な運動もご提案させていただきます。

※無理に運動させたりすることはありませんので、ご安心ください。

一人で悩まず、一緒に快適な体を取り戻していきましょう。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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