フライパンを振ると痛くなる、腱鞘炎の防ぎ方は?

この記事では料理でフライパンを振った時に痛くなる、腱鞘炎を防ぐ方法を紹介しています。
結論としては背骨と肩甲骨の動きと安定感の回復がポイントになっていきます。
背骨や肩甲骨が安定して大きく動かすことができるようになると、フライパンを振った時の手首にかかる負荷を分散することができるためです。
その仕組みと方法を解説していきます。

【この記事を書いた人】

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
HOME

院長 境田 涼平(さかいだ りょうへい)

資格:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

鍼治療、整体治療を通して、皆様が元気な毎日を送れるようにお手伝いします。

皆さんこんにちは。
山梨県甲斐市龍地にあります、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「手首が痛くてフライパンが振れない」
「 料理をするたびに手首が痛いので料理が嫌になってきた」

毎日の料理で手首の腱鞘炎になってしまい、痛みをこらえながら料理を続けられている方が少なくありません。病院に行き注射を打ってもらったり、腕のストレッチやマッサージをしたりしているという方もいらっしゃいますが、なかなか改善せずにお困りの方も多いのではないでしょうか。

実は手首の腱鞘炎は、腕だけの問題ではありません。
背骨や肩甲骨の動きや安定感を改善することで、腱鞘炎の痛みを防ぎながらフランパンを振ることができるようになります。
今回は手首の腱鞘炎がある方が、料理でフライパンを振っても痛みなく料理できるようになる方法を解説していきます。

目次

腱鞘炎の仕組みとフライパンの負担

まずは手首の腱鞘炎について説明していきます。
手首の腱鞘炎というのは、指を握ったり手首を動かしたりするときの筋肉の根元にある腱が、その腱をおさえるための腱鞘(けんしょう)におさえつけられているところでこすれ合ってしまい、こすれた部分に炎症を起こして痛みが出てくるというものです。
ワイヤーがあって、そのワイヤーを留めるバンドとが繰り返しこすれ合うようなイメージです。
特にフライパンを振った時の痛みは、親指を動かす筋肉の通り道の腱鞘炎を起こしやすいです。

フライパンを振って痛めてしまうのはなぜなのかを説明します。
まずは、手よりも先に非常に重いものを持った状態になります。
そのフライパンを手首だけの力で持ち上げようとしてしまうことで、強い負担が腱鞘にかかってしまい、炎症が起こりやすくなります。

肘から先に力を入れすぎてしまうことが多くなりますが、実際は肩甲骨や背骨なども大きく動きつつ、安定感がない状態というものが痛めてしまう理由につながっていきます。

背骨や肩甲骨が動かなくなる理由

  • 筋肉の緊張

    肩甲骨回りや肘から先の筋肉の緊張が強くなってしまうと、筋肉の伸び縮みのコントロールがうまくいかなくなります。筋肉にある程度の柔らかさがあれば、肩甲骨や背骨を大きく動かすことができるようになります。

  • 強く握りすぎている

    フライパンを必要以上に強い力で握ってしまうと、肘から先の筋肉に強く力が入り、反対に肩甲骨回りや背骨を安定させる小さい筋肉には力が入らなくなってしまいます。
    大きい力を入れすぎると、関節を止めているネジのような筋肉にはうまく力が入らなくなる仕組みになっているので、フライパンを握る力も最小限であることが重要です。

  • 動かし方の不具合

    普段やり慣れている動きが手首に負担をかける動きになってしまっていると、痛みが出てきたとしても、なかなか全身をうまく使ってフライパンを振るという動きができません。
    大切なことは、負担の少ない使い方を体で覚えられるよう、ある程度反復して動かしていくことです。

痛みが出ないための使い方のポイント

フライパンを振る時は、肩甲骨から背骨も一緒に大きく動かしながら、その動きが安定していることで手首にかかる負荷を分散することができます。
大きく動かせていることと、安定していることの両立が大切です。

動くけれど安定感がなくグラグラの状態だと、しっかり振るために手首の方に力がかかってしまいます。
逆に固まってはいるけれど大きく動かせないような状態になっても、結局手首のところの筋肉に負担がかかってしまいます。
大きく動きつつ、安定することが大事になってきます。

痛みなくフライパンを振るための準備運動

段階的に説明しますので、練習してみてください。

  • 肘を90度に曲げた状態で肩甲骨を背骨から遠ざけながら、肘を前に出します。
    次に、反対に肘を大きく後ろに引いていきます。
    肩がすくまないように注意してください。
  • 次に、同じ状態(肘を90度に曲げた状態)から、今度は下から上に肘の曲げ伸ばしの運動も加えながら、腕で大きな円を描くイメージで動かしてあげます。
    フライパンを振る動きを大きくするイメージです。
  • 最後に足を前後に開きましょう。左手でフライパンを振る場合は、右足を前に出して、左手のフライパンを振る動きと合わせながら体重移動を行っていきます。

この前後の体重移動が加わることで、下半身の力も借りて、背骨や肩甲骨もより安定し、反動で腕が振れます。
その結果、手首の負担を最小限にしてフライパンを振ることができるようになります。
この動きを身につけた状態で動かす練習をしてみてください。

痛みが続く場合は

フライパンを振る動きの準備運動を、何も持たない状態でやってみてください。
肩甲骨や背骨がうまく動かせるようになって、フライパンを振った時の痛みが軽減してくるのであれば、料理をする前に取り入れてみてください。

もし準備をして行ってみても痛みが出てしまったり、すでにフライパンを振ることもできないぐらい症状が悪化してしまっている場合は、お一人では改善できない可能性もあります。
そのような時は、治療を受けてみることをお勧めします。

当院では鍼治療と整体治療を組み合わせて、腱鞘炎の症状、原因の治療を行っています。

鍼治療

固まった腕の筋肉を緩めるだけではなく、肩甲骨や背骨を大きく動かせるようにツボを使って調整をしていきます。
また、下半身を組み合わせた体重移動もスムーズにできるように、全身の状態を確認しながら調整をしていきます。

整体治療

動きの悪い関節を直接押さえて優しく動かし、関節の動かせる範囲を大きくしたり、肩甲骨や背骨を安定させる小さい筋肉に刺激を入れて安定感を高めたりしていきます。
痛いところに強いマッサージやストレッチをしたり、背骨をバキバキと鳴らすような施術はしませんのでご安心ください。

まとめ

毎日のお料理の中、フライパンを振った時に発生する手首の腱鞘炎は、背骨や肩甲骨の動きと安定感を回復させることで、徐々に手首の負担を軽減していくことができます。

まずはフライパンを振る前の準備運動を試していただいて、痛みが軽減できるようにしてみてください。
もしもやってみても痛みが続いてしまったり、すでにとても強い痛みが出ているという場合は、一人で悩まずにご相談いただければと思います。

腱鞘炎の痛みがなくなると、料理が快適になり、苦痛なものから非常に楽しいものに変わっていくと思いますので、痛みで悩んで嫌になる前に、一緒に改善していきましょう。

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次