皆さんこんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
「顔に電気のような痛みを感じる時がある」
「 ふと顔を触ると痛みを感じる。」
こういったお悩みはありませんか?
この顔の痛みは「三叉神経痛」と言います。
顔に触れたり、表情を動かしたりすると痛んだり、中には風が当たるだけでも痛みを感じるような方もいらっしゃいます。
とても不快な症状なので、一刻も早く解決したい方が多いと思います。
徐々に痛みを感じない状態に戻していくには、全身を見ながら適切に治療していくことが大切になります。
今回は、顔の痛みを起こす三叉神経痛の原因と解決法をお伝えします。
三叉神経痛とは?
三叉神経は脳から出ている神経の一部で、顔の感覚を脳に伝える役割があります。
この神経の近くを通る太い血管が神経を刺激すると、発作的な激痛が走るようになります。

神経痛を悪化させる要因
- 動脈硬化や高血圧
血管の弾力がなくなり血圧が高くなると、神経の近くの血管が蛇行したり、血管を高い血圧で無理やり押し広げるような状態になるので、正常な時よりも血管が神経に当たりやすくなります。 - 自律神経の乱れ
交感神経という人間を活動的にする神経が活発になったままになっていると、神経自体が痛みに対して敏感になります。
また、首や肩の筋肉が緊張して血流を悪化させ、神経痛が起こりやすくなります。 - 血流の悪化
神経の近くを通る血管は、脳や小脳に向かう大事な血管です。
この血管の周りの血流が悪くなると、脳の血流を確保するために血管が無理やり広がるような仕組みになっています。
この時に広がった血管が神経に当たると痛みを起こします。
放置する危険性
最初から常に痛いという状態になる方は少ないですが、長期間放置してしまうと、痛みを恐れる体の反応で表情筋が硬くなり、さらに血流を悪化させるという負のループに陥ります。
慢性化して痛みに敏感になると、弱い刺激でも痛みを感じたり、表情が動いただけで激痛が走るようになり、食事や会話もつらいものになってしまいます。
三叉神経痛の改善方法
痛みのある神経周りの血流を良くしていくことは有効ですが、実際はそれだけではなかなか改善せず、時間がかかってしまうことも多いです。
早く痛みを改善するには、全身の動きや呼吸の改善から、頭に向かう血流のコントロールを正常にしていくことが効果的と考えています。
背骨の動きと呼吸が重要な理由
背骨は自律神経の通り道であり、動きが悪くなることで神経全体の働きが不安定になります。
背骨の動きが悪くなると背中や首が前に倒れ、首から肩にかけての筋肉の緊張を強くします。その結果、脳への血流を悪くしたり、お腹が圧迫されることで呼吸をさらに浅くしたりします。
呼吸が浅くなると、肩を上げての呼吸になり、肋骨や首・肩の筋肉がより緊張して頭への血流が悪くなります。
また、交感神経を常に活発にしてしまい、痛みを感じやすい状態を作ってしまいます。
顔の痛みから解放されるために
三叉神経痛は決して珍しい症状ではないですが、発生してしまっている時点で、体の状態はあまり良いとは言えません。
突発的な大きいストレスや急激に乱れた生活習慣であれば、きっかけを改善できれば一過性で済むこともあります。
しかし、普段通りの生活を送っていて症状が出ている場合や、痛む場面が多くなっている場合、数ヶ月改善が見られないようであれば、専門的な治療を取り入れてみることをお勧めします。
当院では、鍼治療と整体治療を組み合わせて三叉神経痛の治療を行っています。
鍼治療
三叉神経の過敏な反応を抑えるポイントに鍼を打っていきます。
神経の興奮を抑えて症状を直接緩和します。また、呼吸の調整や背骨の動きの改善にも、全身の関連する場所を確認しながらアプローチします。
整体治療
背骨の動きや浅い呼吸を改善するために、動きの悪くなっている関節を安定して大きく動かせるよう、体を優しく動かしていきます。
一時的な回復で終わらないよう、背骨が動く状態を維持できるように背骨の周りの筋肉の力の入れ方を調整していきます。
顔を無理にマッサージしたり、バキバキと鳴らせるような強い矯正は行いませんのでご安心ください。
まとめ
三叉神経痛はこれまで何人も治療してきた経験がありますが、どなたも不意にやってくる顔の痛みがとても不快で、一刻も早く解決したいとご相談に来られました。
治療を進める中で徐々に痛みが出る頻度が減っていき、発生して間もない症状であれば、数回のうちに痛みが出なくなって改善できた方もいらっしゃいます。
症状が出てから日が浅い方のほうが、回復までの時間も短くなります。
我慢するよりも、早めに解決して快適な日常を取り戻しましょう。
慢性化して苦しむ前に、お早めにご相談ください。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


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