【座りっぱなしの苦痛】背中の痛み・張り感の原因と対処法

皆さんこんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「運転していると背中が痛くなる」
「デスクワーク中に背中が張ってきて集中できない」

これらは今の時期に増えるお悩みです。
特にお仕事が残業続きだったり、休日は遠出して運転が長くなったりして辛くなってくる方が多い症状です。
背中が重かったり痛かったりしてきても、すぐに立ち上がって動ける状態ではないことも多いと思うので、我慢して耐えているという方も少なくありません。

しかし、この背中の負担の原因を知り、正しく改善できれば、同じ時間座っていても背中につらさを感じにくくなっていきます。

そこで今回は、長時間座っている間に背中がつらくなる原因と対処法をお伝えします。

目次

背中の痛み

背中は胸椎という背骨、肋骨、肩甲骨、その間にある筋肉などで構成されています。 腕を前に出している時は、前に傾いた重心を背中で支えることになるため、背中の負担が大きくなります。筋肉が引き伸ばされながら力が入りっぱなしになるので、血流が悪くなっていき、痛みや疲労を感じる物質が出てしまい辛く感じるようになります。

特に肩甲骨の下あたりの高さの負担が大きくなるため、背中の筋肉に負担がかかりすぎて血流が悪くなり、徐々に張り感や痛みへと発展していきます。

特につらくなりやすい筋肉

  • 脊柱起立筋

    頭部から背骨沿いに骨盤まで縦に伸びる、背中で一番長い筋肉です。丸まろうとする背骨を起こすように力が入りっぱなしになるので、つらくなりやすい筋肉です。

  • 菱形筋

    肩甲骨と背骨を横につなぐ筋肉です。腕を前に出すと肩甲骨は外側にスライドします。この筋肉が引き伸ばされた状態で肩甲骨を支えることになるので負担が大きくなります。

  • 板状筋

    首や後頭部から肩甲骨の間の背骨(胸椎)に斜めに伸びる筋肉です。腕を前に出している時は背中の丸まりと連動して頭が前に出ようとします。その頭が前に倒れないように支える力が入りっぱなしになって辛くなってきます。

筋肉に負担がかかる姿勢

背中の筋肉に負担がかかってしまうのは、腕が前に出ている状態が続くからだけではありません。
それに加え、以下のような状態が重なると背中の負担がより大きくなります。

  • 背中の丸まり

    背骨が丸まってくると背中の筋肉が大きく引き伸ばされます。
    背骨が丸まらないように筋肉が耐えている状態が続くため、血流が悪くなり痛みが出やすくなります。

  • 頭が前に出る

    座っていて頭が前に出ると背中が引き伸ばされます。頭から背中にかけてついている筋肉は多いため、頭を支える板状筋などの負担が増えていきます。

  • 脇が開いた姿勢

    脇が開くと肩甲骨も外に開きます。肩甲骨が体に密着して安定する機能が失われ、肩周りや背中の負担が増えていきます。

  • 強く握りすぎている

    運転中やタイピングなどで手に力が入りすぎると、手の筋肉が強ばります。
    これが背中の筋肉との引っ張り合い(綱引き状態)を起こし、負担を増やします。

  • 骨盤が後ろに倒れた体勢

    骨盤が後ろに倒れると腰が丸まります。
    それと連動して背中も丸まってしまうため、背中の筋肉が引き伸ばされやすくなります。

  • 股関節が開いている

    膝が外を向いて股関節が開くと、骨盤が連動して後ろに倒れます。これが先ほど説明した背中の丸まりに繋がります。

座ってできるセルフケア運動

背中の筋肉は引き伸ばされ続けている状態なので、反対に収縮させる運動をすることで血流が回復してきます。
それぞれ10〜15秒ほどやってみてください。

  • 首の運動

    頭の後ろで手を組み、後頭部を手に向け押し付けるように後ろに引いていきます。顎を引くようにして真後ろに引くのがポイントです。顔の向きは正面、右、左と変えて行ってみてください。

  • 背中の運動①

    左手を右膝の外側に置き、右手は右耳の後ろあたりに添えます。肩甲骨と背骨の間に力を入れて、右肘を後ろに引いていきます。目線も肘を見るようにして、首も横に振り向く形で行います。背中の筋肉を動かしつつ背骨を動かしていく運動です。

  • 背中の運動②

    両脇を締めて肘を軽く曲げます。顎を引いてみぞおちを前に突き出しながら、肘をお尻に向けて引き、背中に力を入れていきます。背骨をそらせながら背中の筋肉を使っていく運動です。

セルフケア運動を試してみても改善が見られなかったり、すぐに辛くなってしまったりするという方は、全身的な見直しが必要です。背中と引っ張り合いになっている手や腕、あるいは姿勢を崩す原因となる骨盤や股関節など、関連する部分まで見極めていくには自己判断では限界があります。

なかなか変化を感じられない場合は、ぜひ一度専門的な治療を受けてみることをお勧めします。

当院では鍼治療と整体治療を組み合わせ、座り姿勢からくる不調を改善するお手伝いをしています。

当院での背中の治療

鍼治療

筋肉の引っ張り合いを防ぐために、末端から背中に負担をかけるきっかけになっている部分を治療していきます。背中に打つよりは、首や腰、手などのツボを選んで治療していき、背中にかかる負担を緩和していきます。

整体

骨盤や股関節の調整を行い、胸を張りやすい状態を作ります。バキバキと鳴らしたり無理に伸ばしたりはせず、軽い抵抗をかけた運動などで筋肉の力の入りを調整し、負担のない座り姿勢を定着させていきます。

背中の痛みは地味な症状ですが、さりげなく仕事の効率を悪くしたり、通勤やレジャーの疲労感を高める厄介なものです。

長期間放っておくと、関節の動きが固定されてしまい、改善にも時間と労力が必要になるので、お悩みであれば早めの解決をおすすめします。

一人で悩まずにご相談ください。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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