この記事では、お盆明けになる秋口の時期に、なぜ身体の調子が崩れやすいのか、そして予防の方法を解説しています。
お盆明けに起こる身体の変化は、気圧や気温の急変、連休による生活習慣の変化などが影響して起こることが多いです。
この時期特有の不調が起こりやすい原因と、予防するためのポイントを解説します。
はじめに
みなさんこんにちは。
山梨県甲斐市龍地にあります、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。
「お盆の連休明け、朝起きるのがだるくてつらい」
「夏の終わりに近づくと、毎年体調を崩している」
このようなお悩みはありませんか?
みなさん、お盆はゆっくりできたでしょうか?
長期の連休で長い方だと10連休あった方もいらっしゃったと聞いています。
1年の中でも長いお休みになりますので、ゆっくり過ごして仕事を忘れ、リフレッシュできた方も多いのではないでしょうか。
充実した時間はとても素晴らしいものですが、夏が終わりに近づくにつれて増えてくる症状があります。
急激な身体の重さや倦怠感、頭痛、日中の眠気、睡眠に影響が出る場合も少なくありません。
本屋さんの雑誌コーナーを見てみると、秋バテや9月病などの言葉が目立っていました。
このような言葉が作られるほど、悩んでいる方が非常に多いんだなと感じています。
今回は、お盆明けに身体の調子が崩れる秋バテや9月病の予防方法をご紹介します。
お盆明けに身体の調子が崩れる理由
秋バテや9月病という言葉よりも先に、夏バテや五月病など有名な言葉がありますね。
お盆明けの時期に身体の調子が崩れることも、夏バテの症状や五月病の症状と非常に似ているので、そのように呼ばれるのだと思います。
しかし、症状が似ていたとしても、原因はまったく違っていることもあります。
お盆明けには、特有の身体の調子を崩しやすい理由が隠れています。
寒暖差の変化
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、夜になると比較的気温が下がっていきます。
夕方から風が強くなる地域もあるため、窓を開けて寝ているあいだに身体が冷え切ってしまうこともあります。
身体の体温調節をする機能がフル稼働し続けていると、エネルギー消費が激しくなって疲れ切ってしまいます。

気圧の急変
夏の終わりから秋にかけては、1年間の中で最も台風が多く通過する時期です。
また、今の時期からゲリラ豪雨など前触れもなく気圧が急変して雨が降ることも多くなります。
急激な気圧の変化は、身体に強いストレスを与え、血流の悪化や自律神経の乱れなどにつながります。
連休での生活習慣の変化
お盆休みで長期連休だった方は、働いていた毎日と生活習慣が変わっていた方も多いのではないでしょうか。
長いお休みだからこそできるリフレッシュもありますので、とても大切なことだとは思います。
しかし、睡眠や食事のタイミングや量が変化することで、もう一度いつも通りの生活習慣に合わせるまでに、心身へ負担がかかりやすくなります。
これは経験上体感している話ですが、お盆に長期連休を取った患者さんよりも、お盆にも関係なく働いていた方の方がこの時期の身体の悪い変化は少ないと感じています。
花粉症
春よりも人数は少ないですが、秋の花粉症を持っている方はつらくなってくる時期です。
8月の下旬から9月にかけてイネの花粉が飛び始め、他にもブタクサ、ヨモギなどの花粉も飛散するため、秋の花粉症を持っている方は、身体の調子を崩す一因になります。

起こりやすい症状
だるさ、倦怠感
寒暖差や気圧の変化、生活習慣の変化などで、身体の状態をキープする機能が疲れ果ててしまい、血流の低下や内臓の働きの悪化などで重く感じることがあります。
夏に食欲がなくなり、そのまま季節の変わり目になってもだるさを引きずってしまう場合もあります。
頭痛
気温の低下による筋肉のこわばりや血流の低下が起こると、首や肩のこりによって頭が締め付けられるような頭痛が起こりやすくなります。
また、気圧の急変によって自律神経が乱れると、ズキズキと痛むような強い偏頭痛を引き起こしやすくなります。
梅雨の時期の次くらいに、1年の中では偏頭痛が起こりやすい時期でなので注意が必要です。

不眠症
いつも決まった時間に睡眠をとっている場合は問題ありませんが、長期の連休で睡眠のタイミングや時間が崩れてしまったり、お盆明けの仕事の再開などで強いストレスを感じたりすると睡眠に影響が出ます。
同じ時間眠れていても、疲れが抜けないような状態の方は、睡眠の質が低下している可能性があります。
胃腸の調子が悪くなる
夏バテでの調子の悪さを引きずってしまうことや、自覚なく疲労した胃腸がこの時期になって限界をむかえることも少なくありません。
胃もたれや逆流性食道炎が悪化したり、便秘や下痢などの消化不良の症状が起こりやすくなります。
消化吸収能力が落ちることで、全身の疲労感や脱水での不調につながりやすくなります。
足のつりやむくみ
気温の低下や気圧の急変で、身体の中の血流や水分の循環がうまくできなくなると、神経の伝達がスムーズにいかなくなり、足がつりやすくなったり、むくみを起こしやすくなったりします。
また、真夏に比べて汗をかく、水分を摂るというサイクルが緩やかになり、季節に合わせた食生活の変化などが重なると身体のミネラルバランスが崩れてつり、むくみのもとになります。
風邪をひきやすくなる
環境や生活習慣の乱れで自律神経が乱れると、身体の免疫力が低下するのに加えて、冷たい空気や乾燥などの影響で粘膜が弱り、風邪をひきやすくなってしまいます。
秋バテ・9月病の予防のための習慣
この時期を元気に過ごすために、ご自身で対策できる生活上のポイントを解説します。
水分をしっかり摂る
身体の中の血液は、ほとんど水でできています。
身体の中の血流が悪くなると、だるさや頭痛、むくみなどにつながります。
暑いと感じていないタイミングでも定期的に水分を取ることで、脱水によって起こるバテの症状を予防できます。
湯船につかる
エアコンで冷えた室内や涼しい風に当たると、気づかないうちに身体が冷えてしまいます。
まだまだ暑い日もありますので、シャワーで済ませてしまおうと思う気持ちはよく分かります。
毎日でなくても構いませんので、40度くらいのお湯で10分ほどゆっくりと湯船につかるのがおすすめです。
暑さでのぼせてしまう方は、お湯の温度を下げて入っても大丈夫です。

睡眠、食事の時間を一定にする
睡眠と食事のタイミングが一定になると、自律神経も正しく働きやすくなります。
連休やお仕事で生活リズムが崩れてしまった方は、このタイミングを統一するだけでも不調が起こりにくくなります。
休日は起きるのが少し大変になるかもしれませんが、同じ時間に起きて朝日を浴びるようにしてみてください。
耳を動かす
耳の中には、気圧を感じるセンサーのような神経が入っています。
耳の周辺の血流が悪くなると、気圧の変化によるストレスを受けやすくなります。
耳たぶや耳のてっぺんをつまんで、上下左右に気持ちが良いと感じる強さで引っ張ってください。
耳の周りの血流が良くなると、だるさや頭痛の予防につながります。


ゆっくりと長く吐く呼吸を行う
呼吸が浅く速くなると、身体は興奮状態になり、不調が全体的に悪化しやすくなります。
息をゆっくり長く吐き、お腹を動かすことで興奮した神経が落ち着き、リラックスして眠りやすくなります。
仰向けに寝て、お腹に手を当てます。
一度息を吐いて空気を出し切ります。
自然と空気が入ってくるくらいの深さで、鼻から息を吸ってお腹を膨らませます。
ゆっくりと口から長く息を吐きながら、お腹をしぼませて深呼吸を行います。
イメージとしては、お腹に風船があって、吸ったときに空気が入り、吐いたときに時間をかけて空気が抜けていくような感覚です。
ポイントは、全力で吸わないことと、吐く時間を長くすることです。

まとめ
夏から秋にかけての身体の調子を崩しやすい症状は、環境の変化や生活リズムの変化によって起こる自律神経の乱れを修正していくことで、快適に生活ができるようになっていきます。
連休でのリフレッシュはとても大切なことですが、少しだけでもアフターケアに目を向けてあげると、その後がとても楽になります。
もしも、
- 生活習慣をいろいろ気をつけているのに調子が上向かない
- 夏バテの症状を引きずっていてここ最近ずっと調子が悪い
- 季節の変わり目は毎年具合が悪い
- 頭痛やだるさが強く自分でケアする余裕がない
という方は、そのまま我慢せずにお気軽にご相談ください。
身体のセルフケアだけでは改善しにくいレベルの不調は、治療を組み合わせると回復のスピードが格段に速くなります。
当院の鍼治療や整体治療は、身体の痛みのほかにも季節性の自律神経症状、花粉症などにも対応することができます。
秋の涼しい時期を快適に楽しめるように、早めに解決していきましょう。
連休明けでなかなかスイッチが入らず、気持ちと身体が追いつかない状態はとてもつらいと思います。
だれでも季節の変わり目は身体が弱りやすいものです。
季節に合わせて早めに適切な対策をしていくことで、気候や身体の調子を気にすることなく快適に過ごせればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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