立っても座っても腰がつらい、検査では異常なしと言われた——そんな腰痛にお悩みではありませんか。腰痛の多くは、姿勢や関節の動き、筋肉のバランスの崩れが関係しています。ひびきが丘鍼治療院では、痛む場所だけでなくその原因に着目し、鍼とやさしい整体で身体を整えていきます。腰を気にせず動ける毎日を、一緒に目指しましょう。

このようなお悩みはありませんか?
- 立ちっぱなし、座りっぱなしで徐々に腰や骨盤が痛くなってくる
- 常に腰が重く、動くのが億劫になっている
- 朝起きあがったときに腰に痛みがある
- 病院でのリハビリや注射でもなかなか改善しない
- レントゲンでは異常なしと言われたが、腰の痛みがずっと引かない
このようなお悩みを抱えている方は非常に多いです。日本では、一生のうちに約8割の方が腰痛を経験すると言われており、まさに国民病とも言える状態になっています。
腰の構造と腰痛の定義
腰は、5つの骨(腰椎)が積み木のように重なってできています。骨と骨の間には「椎間板(ついかんばん)」という、クッションの役割を果たす組織が挟まっています。その周辺を、腰を支えるためのいくつかの筋肉(多裂筋、脊柱起立筋、腰方形筋など)が囲んでいます。

腰の骨の後ろ側には神経の通り道があり、そこから枝分かれした神経が足や骨盤のなかへとつながっています。また、腰の骨の下には「仙骨(せんこつ)」という骨があり、その両隣にある「腸骨(ちょうこつ)」という骨とつながっています。このつなぎ目の部分を「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」と呼びます。

腰痛とは、あばら骨の一番下から、お尻の下までの範囲に痛みがある状態を指し、少なくとも1日以上痛みが続いているものを言います。足に痛みやしびれを伴うこともあるため、どこがどのように痛むのかを正しく確認することが大切です。
腰痛の分類
腰痛は、痛みの続いている期間によって、以下の3つに分けられます。
- 急性腰痛:痛みが出てから4週間以内(ぎっくり腰など)
- 亜急性腰痛:4週間から3ヶ月未満
- 慢性腰痛:3ヶ月以上続いているもの
また、原因によっても大きく2つのタイプに分けられます。
原因がはっきりわかる腰痛(特異的腰痛)
病院の検査で、ヘルニアなどのように骨や神経の状態が画像ではっきり確認できるタイプです。
原因が見つかりにくい腰痛(非特異的腰痛)
レントゲンやMRIには写らない筋肉のこわばりや、特定の姿勢になったときにかかる負担が原因で起こるものです。実は、世の中の腰痛の多くはこちらのタイプと言われています。
主な腰痛のタイプと原因
当院で対応することの多い、代表的な3つのタイプについて解説します。
1. 筋肉の痛み(筋筋膜性腰痛)
症状
腰痛の中で最も多いタイプです。主に座りっぱなしや立ちっぱなし、前に屈んだときなどに痛みが起こりやすいのが特徴です。レントゲンで異常がないと言われる腰痛の多くがこのタイプに含まれます。
原因
筋肉の外側を覆っている「筋膜」という組織は、全身の筋肉同士をつないでいて、一緒に動いたり引き合ったりしています。筋膜は神経がとても豊富に通っているため、刺激に対して非常に敏感に反応して、痛みを感じやすいのです。また、腰を支える筋肉そのものも、緊張状態が続くと血流が悪くなり、痛みを感じる物質を出してしまいます。このように、筋肉を包む膜への刺激や、筋肉の血流不足で起こるのがこのタイプです。
2. 背骨の関節の痛み(椎間関節性腰痛)
症状
洗濯物を干すとき、朝起きあがったとき、座っていて姿勢を正そうとするときなどに痛みが出やすいのが特徴です。主に腰を反らせる動きをした際に、腰の特定の場所に痛みが生じます。
原因
腰の骨同士がつくる「椎間関節」が、ギュッと圧迫されることで起こる痛みです。本来、関節の周りには袋状の組織などがあり、腰を丸めたり反らしたりといった動きをスムーズにできるようになっています。しかし、全身の姿勢の影響で腰が反りすぎてしまうと、この関節への圧迫が強くなり、痛みが出てしまいます。例えば、猫背姿勢が強くなると重心が前に偏るため、体は倒れないように腰を反らせてバランスを保とうとします。こうした姿勢の崩れが積み重なることが主な原因です。また、上を向く作業が多い方も同じように負荷がかかりやすくなります。
3. 骨盤のつなぎ目の痛み(仙腸関節障害)
症状
腰の痛みで車を長時間運転できない、歩いていて片側の腰やお尻に痛みがある、寝返りを打つたびに腰が痛くて起きる、といった症状が特徴です。骨盤周りに不安定な痛みを感じることが多いです。
原因
骨盤のつなぎ目である「仙腸関節」の動きが悪くなったり、負担が左右どちらかに偏ったりすることで起こります。仙腸関節は非常にわずかな動きで、歩くときの衝撃を吸収しています。しかし、いつも片方の足に体重をかけて立ったり、重心を片寄らせて座ったりするクセがあると、関節にねじれるような負荷がかかり続けます。左右で筋肉の引っ張りの強さの差が大きくなると、この関節への負担が増してしまいます。また、腰を丸めて座るクセがあると、関節を安定させている靭帯(じんたい)が引き伸ばされ続けてしまい、関節が不安定になって痛みが出てしまいます。
腰だけの治療では改善しない

腰に痛みがあるからといって、腰だけにマッサージをしたり鍼を打ったりしても、一時的に血流が良くなって楽にはなるかもしれませんが、大元になっている姿勢や動きのバランスの崩れが解消されないと、時間が経つと痛みを繰り返してしまう傾向があります。
腰が痛くなる原因
ここまで腰痛のタイプ別の原因を見てきましたが、そもそもなぜそうした状態になるのか、その引き金となる日常の習慣を見ていきましょう。腰が痛くなる原因は生活スタイルによって様々ですが、主に以下のようなことが原因になりやすいです。
日常的な姿勢
背中を丸めて座っていたり、足を組んだり、片方に体重をかけて立っている時間が長いと、前後左右で負荷のかかり方が不均等な状態が続き、負荷がかかった筋肉の緊張を強くしてしまいます。これが全身の動きの悪さにつながっていきます。
同じ姿勢で動かない
長時間同じ姿勢で動かないままでいると、同じ筋肉に負荷がかかり続け、筋肉が硬くなってバランスが崩れてしまいます。そして長期間同じ姿勢を取り続けると、いざ動かそうという時に正しい動かし方ができなくなってしまいます。
同じ身体の使い方ばかりしてしまう
仕事や家事などで決まった身体の使い方ばかりしていると、同じ筋肉に負荷がかかってバランスが崩れたり、ワンパターンな関節運動になって動作不良が起こりやすくなります。
精神的なストレス
精神的なストレスが長期間続くと、自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると、呼吸が浅くなって筋肉の緊張が悪化しバランスの崩れにつながったり、身体が痛みに対して過敏になって痛みを感じやすくなります。
当院の腰痛治療の流れ
原因になっているバランスの崩れと、つらく感じている症状の両方に、同時にアプローチしていきます。

まずはお悩みに関して詳しくお話を伺います。腰痛のある場所や症状の出る場面、日常的な姿勢や動作、生活習慣などから、原因や症状が続く要因を探していきます。些細なことでも構いませんので、気になることは何でもお話しください。

腰痛は種類や痛む場所が様々なので、痛みの場所の特定や身体の状態の把握がとても大切です。実際に身体に触れ、動かしながら検査を行い、問題の起こっている部分や、バランスを崩す原因になっているところを特定します。普段の姿勢や身体の動かし方も分析し、動きのクセを含めて改善点を探します。

問診・検査の結果をもとに、症状が起こっている原因と、それに対する治療内容、改善までの計画を分かりやすくお伝えします。「なぜ症状が出ているのか」に納得していただいた上で、治療を進めていきます。
お身体の状態に合わせて、鍼治療と整体治療を組み合わせて行います。
鍼治療

筋肉の緊張バランスの改善や、スムーズな関節の動き、全身の連動を取り戻すこと、呼吸の改善を通して自律神経を整えることを目的に行います。腰は全身の連動の中で結果的に痛みが出ているので、姿勢を崩す方向に引っ張っている部分や動きを邪魔している部分をツボとして考えて鍼を打ちます。場所は痛む動きや場所によって変わりますが、首・手・背中・膝裏・足など、全身の中で特に関連性の高い部分を選んで行います。ツボへの刺激や呼吸へのアプローチによって、自律神経のバランスを整えるアプローチとしても有効です。なるべく少ない本数で、お身体への負担が少なく、症状の緩和が期待できる方法を選びますので、鍼が初めての方や痛みに弱い方も安心して受けられます。神経痛の症状がある場合には、痺れなどの神経症状の緩和も期待できます。
整体治療

症状がある部分と関連するところを緩めたり、関節の正しい動きを身体に学習させたり、全身の緊張バランスを整えていきます。腰の筋肉とつながる筋肉の緊張を緩めて、腰自体の緊張を和らげます。うまく力が入らなかったり動かせなくなっている筋肉や関節を優しく刺激して、腰に負担のかからない動きを自分でできるように誘導しながら動かしていきます。鍼治療との併用がおすすめですが、鍼の刺激が苦手な方には整体治療だけでも対応可能です。

施術後の身体の変化を一緒に確認し、今後必要な治療の回数やペースをお伝えします。あわせて、自宅でできる手軽なセルフケアもご提案します。いきなり「ストレッチやつらい筋トレを毎日やるように」とは言いません。日常で少し意識するだけの、負担の少ない姿勢・動き方のコツや、デスクワーク中にもできる簡単なセルフケアなど、続けやすいものをご案内します。
FAQ
よくあるご質問
ご来院前によくいただくご質問をまとめました。
腰痛の治療で鍼が初めての方や、痛みに弱い方も多く来院されています。使用するのは髪の毛ほどの細さの鍼で、刺すときの感覚はほとんどないか、チクッとする程度のことが多いです。施術中に力が抜けて眠ってしまう方もいらっしゃいます。なるべく少ない本数で負担の少ない方法を選びますので、不安な点は施術前にお聞かせください。
いいえ、ボキボキと関節を鳴らすような施術は行いません。腰痛に対しても、関節や筋肉をやさしく押さえながらゆっくり動かす、刺激のやさしい整体で全身のバランスを整えていきます。強い刺激が苦手な方にも受けていただけます。
お身体の状態によって個人差がありますが、腰痛の場合は、はじめは週1〜2回を目安に状態を整え、症状が落ち着いてきたら間隔をあけて、月1〜2回のメンテナンスフェーズへ移行される方が多いです。無理に通院を続けていただくことはなく、その時の状態に合わせたペースをご提案します。
当院は自費診療のため、健康保険は使用できません。料金は初診10,000円・再診8,000円(税込)です。お一人おひとりのお身体とじっくり向き合い、その場の痛みだけでなく原因まで含めて治療するための料金体系です。
はい、問題ありません。病院での治療やお薬の服用と並行して受けていただけます。現在の通院状況やお薬については、問診のときにお聞かせください。状態に応じて、医療機関の受診をおすすめする場合もあります。
動きやすい服装でお越しいただくか、当院でお着替えのご用意もあります。持ち物は特に必要ありませんが、病院で検査を受けている場合は、その資料があるとより詳しくお身体の状態を把握できます。施術時間は、初診で60分程度、再診で30〜40分程度が目安です。
はい。レントゲンで異常が見つからない腰痛は多く、その多くは筋肉や姿勢、関節の動きが関係しています。当院ではそうした原因に着目して治療しますので、お気軽にご相談ください。
強い痛みのある急性期は、まず安静が必要な場合もあります。動けないほどの痛みのときは無理に来院せず、まずお電話でご相談ください。状態に応じて、適切なタイミングや対応をお伝えします。
