膝を曲げる時に引っかかって曲がりづらい…どうやって解決するのか?

この記事では、膝を曲げる時に引っかかって曲がりづらさがある方が、スムーズに曲げ伸ばしをできるようになる方法を解説しています。
結論から言うと、内ももの硬さと、もも裏の筋肉の働きの改善が重要になります。
膝の関節の中にある「半月板」の動きが改善されることで、引っかかりが解消されるようになります。
膝が引っかかってしまう理由と改善方法をご紹介します。

皆さんこんにちは。
山梨県甲斐市龍地にあります、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

「膝を曲げると引っかかってしゃがめない」
「膝の裏が痛くなるので正座ができない」

このようなお悩みはありませんか?

膝が深く曲がらないと、しゃがめなかったり、床に座る場面などで不自由が多くて苦労しますよね。
「もう正座はできないのかも」と不安になってしまう方も非常に多いです。

しかし、膝の引っかかりは関節の中で起こっている問題が解決されれば、引っかかりなく動かすことができるようになる可能性があります。
今回は、膝を曲げると膝が引っかかる症状の仕組みと解決方法をご紹介します。

目次

膝の曲がりで引っかかるのはなぜ?

膝の引っかかりは、膝の関節の中にある「半月板(はんげつばん)」という組織の動きが悪くなることで起こります。

半月板とは、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にあり、関節にかかる負担を軽減するクッションの役割や、曲げ伸ばしがスムーズにできるよう骨の滑りをガイドする役割を持っています。

この半月板の動きが悪くなったり、ねじれるような負荷がかかり続けたりして傷がついたりすると、膝の曲げ伸ばしの時に関節の中で引っかかってしまい、詰まるような感覚が起こります。

傷が大きくなってしまうと、パキッと鳴るような感覚と同時に、膝の後ろ側に痛みを感じるようになってしまいます。また「円盤状半月(えんばんじょうはんげつ)」といって、生まれつき半月板の形が大きく、引っかかりやすくなっている方も稀にいらっしゃいます。

病院での診断

もしも半月板に傷や形の異常があるかもしれないと判断された場合は、MRIを撮って細かく検査をすることになります。

しかし、曲げ伸ばしで引っかかる感覚がある、痛みが弱いという程度では、レントゲンを撮るだけで、そこまで検査をしないことも多いです。
そして、レントゲン上で膝関節に変形があればそのせいだと判断されてしまうこともあります。

実際に動いている時にだけ一瞬起こる現象なので、変形のせいなのか、半月板に問題があるのかを判断するのは、レントゲンを撮るよりも実際に足を触って動かすような専門的な検査のほうが分かりやすいことも多いです。

半月板の動きが悪くなる3つの原因

なぜ半月板の動きが悪くなってしまうのか、原因はいくつか存在します。

1. 内ももの硬さ

股関節から内ももを通って膝に向かう「内転筋群(ないてんきんぐん)」という筋肉の硬さが原因になることがあります。

内ももが硬くなることで、足をついて体重がかかった時に、膝に大きなねじれがかかることになります。

多くは膝が内側に向き、つま先が外側を向いてしまう「膝が中にねじれた状態」になることが多いです。
膝の関節はねじれに非常に弱い作りをしています。
半月板も曲げ伸ばしの動きはスムーズにできますが、ねじれの動きが加わると負担が大きくなり、傷がつきやすくなってしまいます。
長期間そういった体重のかけ方が習慣化してしまうと、徐々に半月板に負担がかかり、すり減ったり傷がついたりしてしまいやすくなります。

2. もも裏の筋肉の働きが悪い

ももの裏には「ハムストリングス」という筋肉がついています。
この筋肉は細かく分けると、ももの裏側を通って膝の内側につく筋肉と、外側につく筋肉とに分かれています。

内側につく「半膜様筋(はんまくようきん)」という筋肉は、内側の半月板にもついています。
この半膜様筋の働きが悪くなると、膝を曲げた時に半月板の内側をスムーズに曲がるようにスライドさせる、という動きができなくなってしまいます。
そうすることによって、膝を曲げた時に引っかかりが起こりやすくなってしまいます。

3. 歩数が少ない

よく歩く方とそうでない方とでは、どちらのほうが膝を痛めやすいと思いますか?
実は、歩数が少ない方のほうが膝が痛くなってしまうケースは非常に多くなります。

関節の中には、関節がスムーズに動くようにオイルのような液体(関節液)が入っています。
この関節の中の液体は、歩くことで関節の中に圧力がかかり、スポンジから押し出されるように滲み出るようになっています。

しかし歩数が少ないと、液体が出る量が少なくなってしまい、関節を滑らかに動かすことができなくなってしまいます。
普段あまり歩かないような方が、休日などに外出をして急に普段の数倍の歩数を歩いた後などに、関節をうまく動かすことができなくなってしまい、引っかかりに繋がることがあります。

膝の引っかかりを防ぐセルフケア

膝の曲げ伸ばしでの引っかかりを防いでいくために、ご自身でできる対処法を紹介します。

また割りストレッチ(内もものストレッチ)

内ももの筋肉を伸ばしていくストレッチになります。

椅子に浅く腰掛けた状態で行います。
膝とつま先を外側に大きく開き、両腕を伸ばして膝の内側を抑えます。

片方の肩を反対側の膝に向けて入れ込むようにして、身体をひねりながら内腿をストレッチしていきます。

腰が丸まってしまうと私うまく伸びないので、頭から骨盤はまっすぐの状態を保ったまま、身体を前に倒しながらひねってください。
伸びている状態を30秒キープします。

もも裏の筋肉を働かせる運動

もも裏の特に内側にある「半膜様筋(はんまくようきん)」という筋肉を使う運動になります。

仰向けに寝た状態で、片方の膝を立てて行います。(膝の角度は90度より少し浅く)
膝はまっすぐ天井に向けた状態で、つま先をなるべく内側に向けた状態にひねります。

このまま少しだけお尻を浮かせるように、かかとで床を押してお尻を持ち上げます。

もしうまく力が入らずに難しい場合は、かかとをお尻に向かって引き寄せる方向に膝を曲げていく運動でも構いません。

お尻の筋肉を緩めるケア

お尻の真ん中にある「尾骨(びこつ)」という骨の外側を緩めていきます。
尾骨の一番下を押しながら真横にたどって、へこむところになります。骨から筋肉に切り替わるところです。

テニスボールなどがあれば、お尻で踏むようにして押してあげます。
刺激が強すぎて痛みが強い場合は、浅く握った握り拳や手の指で押して緩めてあげても良いです。

10秒ほど、気持ちいいと感じるくらいの強さで押して緩めてあげてください。

この部分のツボを緩めることで、膝の曲げ伸ばしをスムーズにすることができます。

まとめ

膝を曲げる時の引っかかりは、内ももの硬さともも裏の筋肉の働きを改善することで防ぐことができる可能性があります。

我慢しながら膝を無理やり動かし続けると、半月板に傷がついたことで痛みに発展したり、引っかかる回数が増えてしまったりすることがあります。
傷がつく場所によっては回復が難しくなってしまうこともあるため、違和感を覚えたら早めに改善していくことが大切です。
座ったり、しゃがむたびに膝が引っかかって不快感を感じていた方は、まずは紹介したセルフケアを取り入れてみてください。

もしも
「すでに痛みが出ている」
「一向に引っかかりが改善しない」
「浅い角度でも引っかかるようになってきた」
という方は、膝だけでなく、より広い範囲で身体全体のバランスを確認して治療を行う必要があります。

当院では、鍼治療と整体治療を組み合わせ、膝のお悩みに対して一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。
ピンポイントな筋肉の緊張を緩め、ご自身では気づきにくい身体の動かし方の癖を自然に正しく動かせるようサポートいたします。

痛い刺激やバキバキ鳴らすような施術は行いませんので、ご安心ください。
「これから自分の膝がどうなってしまうのか不安…」とお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。
膝を気にせずに動ける毎日を一緒に目指しましょう。

院長 境田涼平

この記事の監修者

院長 境田 涼平

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)

スポーツトレーナーとしてキャリアを始め、Jリーグチームの育成年代でトレーナーを経験。その後、根本的な改善を目指す治療の道に進み、3つの国家資格を取得しました。治療に携わって10年以上、完全自費だからこそできる、お一人おひとりの身体に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

院長の詳しいプロフィールはこちら →

ご予約・ご相談はこちら

鍼が初めての方や強い刺激が苦手な方にも、お一人おひとりの状態に合わせて丁寧に施術いたしますので、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

ネット予約はこちら24時間受付

お電話でのご予約・お問い合わせ

0551-45-6238

受付:月〜金 9:00〜20:00 / 土 9:00〜12:30(日・祝休診)

ひびきが丘鍼治療院 院長 境田 涼平

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次