【耳の不快感】耳鳴りの原因と解決方法

皆さんこんにちは。
ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

3月に入り、だんだん暖かい日が増えてきましたね。
日中は暖かいですが、朝晩はまだまだ冷えるので温度調節が難しい時期です。

実はこの時期に増える不調として、「耳鳴り」があります。
「キーン」という高い音や「ジー」という低い音……。
自分にしか聞こえない耳鳴りは、周囲に理解されにくく、とても不安なものですよね。

実は耳鳴りは、耳そのものだけでなく、「体の緊張」や「自律神経の乱れ」が大きく関わっていることが多いです。
そこで今回は、耳鳴りの正体と、自分で行える解決方法について詳しくお伝えします。

目次

耳鳴りの種類と仕組み

耳鳴りは、その音の聞こえ方によって原因を推測するヒントになります。

  • 高音域(キーン、ピー

    ストレスや疲労、あるいは加齢に伴って起こりやすい音です。

  • 低音域(ブー、ゴー)

    気圧の変化や耳のむくみが影響している場合があります。

なぜ音が鳴ってしまうのか?

  • 内耳のリンパ液

    耳の中は、内耳と呼ばれています。この内耳の中はリンパ液で満たされていて、このリンパ液の働きで音が聞こえたり、平衡感覚を保っていられたりします。
    しかし、このリンパ液が冷えや代謝・血流の低下でねばりけが増すと、音を捉える細胞がスムーズに動けず、エラーとして耳鳴りが発生します。

  • 音の伝達障害と脳の過敏

    外からの音が脳に届くまでのルートで「通り」が悪くなると、脳が「もっと音を拾わなきゃ!」と感度を過剰に上げてしまい、本来鳴っていない音を拾い始めます。
    耳が敏感になっているあまり、ない音を感じているような状態です。

こんな時は病院へ! 注意すべき耳鳴りのサイン

耳鳴りの中には、早急に専門医の診察が必要な場合があります。
まずは以下の症状に当てはまらないか確認しましょう。

  • 突発的に、片方の耳だけ聞こえなくなった(突発性難聴)

    「ある時、急に聞こえが悪くなった」場合は要注意です。発症から2日〜1週間以内に治療を始めないと、聴力が戻らなくなるリスクがあります。「少し様子を見よう」は禁物です。

  • 激しいめまいや吐き気を伴う(メニエール病など)

    耳鳴りだけでなく、ぐるぐる回るようなめまいや、耳が詰まった感じが繰り返される場合は、専門的な処置が必要です。

  • 自分の声が響く、呼吸音が聞こえる(耳管開放症)

    自分の声が大きく響いたり、耳が塞がった感じが続く場合、鼻と耳をつなぐ管の調整不全の可能性があります。

  • 拍動性(心臓の音と同じリズム)の耳鳴り

    「ドクン、ドクン」と脈拍に合わせて聞こえる場合は、血管の異常が隠れている可能性があります。

  • 片側だけずっと続いている

    左右差が明確で長期間続く場合は、良性の腫瘍の可能性もあるので、精密検査(MRIなど)が必要なケースもあります。

  • めまい、激しい頭痛、手足のしびれを伴う

    脳疾患の可能性があるので、すぐに脳神経外科を受診しましょう。

「病院で検査したけれど、特に異常はない(原因不明)と言われた」という方は、ここから先の「体からのアプローチ」が非常に有効です。

耳鳴りの原因

検査で異常のない耳鳴りは、日常生活の中に耳鳴りを引き起こす意外な負担が隠れています。

  • 首・肩の緊張(首・肩こり

    耳の周りの血流はすべて首を通ります。
    首や肩の筋肉の硬さが強い状態だと耳への血流が阻害され、耳鳴りを招きます。
    この場合は、首・肩こりの原因特定と改善が必要です。

  • 自律神経の異常

    3月のような寒暖差の激しい時期は、自律神経が乱れやすくなります。
    ストレスや不規則な生活習慣の影響で自律神経に異常が出ると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなり、内耳の環境が悪化し、耳鳴りが出やすくなります。

耳鳴り対策のセルフケア

ご自宅で簡単にできるケアを4つご紹介します。

  1. 首・肩・胸・脇のストレッチ

    首・肩こりの対策です。特に胸や脇を伸ばすと呼吸が深くなり、自律神経の安定にもつながります。

  2. 背骨の運動

    四つ這いになって大きく背中を丸める・反らす動きを繰り返します。背骨を動かして背骨を通る自律神経を安定させます。

  3. 耳をつまむ、回す

    耳たぶや耳の淵を優しく持ち、外や上下にゆっくり引っ張ったり、折り曲げたりします。
    耳周りの筋肉や、内耳につながる部分の血流を改善します。

  4. かかとを緩める(僕参:ぼくしん)

    アキレス腱の外側、かかとの骨のキワにあるツボ「僕参」を10~20秒ほど押します。
    東洋医学的な目線では足首と耳はつながりが深く、ここを緩めると首・肩・耳周りの緊張も取れやすくなります。

それでも解決しなければ治療がおすすめ

セルフケアで変化がない場合は、専門的なアプローチが有効です。
当院では鍼治療と整体治療を組み合わせて耳鳴りを治療します。

  • 鍼治療

    指では届かない深い場所にある筋肉に直接アプローチし、耳につながる緊張を緩和します。
    首・肩こりの原因部分の緊張緩和から自律神経の調整まで、幅広くアプローチできます。
    耳に直接打ったりはせず、手や背中、足など、全体のバランスや緊張などから場所を決めて鍼を打ちます。

  • 整体治療

    背骨の動きを出し、全身のバランスを整えることで、耳への血流を邪魔している緊張や背骨の動きの悪さなどを改善していきます。筋肉の緊張で動かなくなってしまった関節を優しく動かして、動かせる範囲を広げていきます。

耳鳴りは地味な症状なので、「そのうち良くなるだろう」と思いがちですが、「放っておいても意外と治らなくて来ました」という方がとても多い症状です。
改善した後は耳の聞こえもよくなって、「熟睡できるようになった」「肩まで軽い」と喜ばれている方も多いです。
抜け出せると日常生活が飛躍的に快適になりますので、改善を目指してみてください。

山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平

ご予約はこちらから
https://rsv.karutekun.com/salons/wp5w68yyod

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