【眠れない・起きてしまう・寝たのに疲れている】不眠症の対策と治療

皆さんこんにちは。
山梨県甲斐市、ひびきが丘鍼治療院の院長、境田です。

冬から春に移行するこの時期、実はひそかに増えているお悩みがあります。
それは、不眠症です。
「寝ないといけないのになかなか寝付けない」
「しっかり寝たいのに途中で起きてしまう」
「朝起きた時に体がだるい」
こうした「不眠」の悩みは、日中の集中力低下や気力の減退につながり、生活の質を大きく下げてしまいます。

そこで今回は、不眠症のメカニズムから、見落としがちな二次被害、そして治療家の視点で考える原因と解決法をご紹介します。

目次

不眠症とは

  • 寝つきが悪い
  • 途中で目が覚める
  • 早く目が覚めすぎる
  • ぐっすり眠った感がない

このいずれかが続き、日中にだるさや意欲低下などの不調が現れる状態のことです。

不眠症のメカニズム

本来、体は夜になると「副交感神経」が優位になり、心拍数や体温が下がって休むモードに入ることで眠りにつきます。
しかし、ストレスや不規則な生活によって「交感神経」が過剰に働いたままになると、脳と体が休むモードに切り替わらず、睡眠の質が悪くなってしまいます。

恐ろしい不眠の2次災害

不眠は単に「眠くてつらい」だけでは済みません。
放置することで、生活のいろいろな面に深刻な悪影響を与えます。

  • 脳機能の低下

    集中力や判断力が鈍り、仕事でのミスや車の運転中の事故のリスクが激増します。

  • メンタルの不安定

    感情のコントロールが難しくなり、イライラや不安感、無気力に繋がりやすくなります。
    ある研究では、翌年にうつ病を発症した人の47%に前年から睡眠障害があったことが示されており、不眠は他のどの症状(意欲低下や食欲不振など)よりも「うつ病の予兆」としての精度が高いと言われています。

  • 生活習慣病のリスク

    睡眠不足は食欲を増進させるホルモンを増やし、高血圧や糖尿病などのリスクを高めます。

  • 免疫力の低下

    体が修復される時間が確保できないため、風邪を引きやすくなったり、疲れが取れなくなったりします。

治療家から見た、不眠症の原因

現場で多くの患者さんを治療していると、不眠を抱える方には共通した特徴が見られます。

  • 自律神経の乱れ

    戦うスイッチと、休むスイッチのオンとオフの切り替えがうまくいかなくなっている状態です。

  • 極度の疲労

    疲れすぎて逆に脳が興奮状態から抜け出せなくなっている状態です。
    こうなると、寝ていても脳が活動状態なので休息の効果が落ちます。

  • 力が抜けていない

    無意識に肩やあごに力が入り、食いしばりなどが起こり、体が戦闘態勢のままになってしまいます。

  • 呼吸が浅い

    胸やお腹周りが硬くなり、酸素を取り込む力が弱まることで脳がリラックスできないままになります。
    また、肩を上げて呼吸をするようになり、肩の力も抜けなくなります。

  • 背骨の硬さ

    自律神経は背骨に沿って通っているため、背骨の柔軟性が失われると神経伝達が滞ります。

気をつけるべき症状

もし、激しいいびきや、寝ている間に呼吸が止まっていると家族に指摘された場合は「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
不眠症と似たような起きた時の疲労感が残ることがありますが、これは物理的に気道が塞がっていることが原因であることも多いため、まずは病院で専門的な検査と治療を受けることを強くおすすめします。

すっきり眠るための、自分でできる対策3つ

  • 背骨の運動

    四つ這いになり、背中から骨盤を大きく丸める、反らす。この動きをゆっくり交互に呼吸を止めずに行います。背骨の柔らかさを取り戻して自律神経を安定させます。

  • バンザイ+深呼吸

仰向けで寝て、真上に手をあげます(バンザイ)。そのままゆっくり深呼吸をします。
胸や肋骨を開いて呼吸することで、リラックス効果が高まります。


目を優しく圧迫

目をつむり、指を真っすぐにしてそろえ、目を上から平面的に優しく圧迫します。
目の圧迫で反射が起こり、副交感神経を働かせてリラックス効果が得られます。

それでも眠れなければ治療がおすすめ

セルフケアを試してもなかなか改善しない、あるいは「もう何ヶ月も熟睡できていない」という方は、お一人で悩まずに専門的な治療を検討してみてください。

当院では、鍼治療と整体を組み合わせたアプローチで不眠症の治療を行います。

不眠症の治療法

特に重視しているのは「背骨の動き」と「呼吸」の2点です。

  • 背骨の動きを出す

    鍼と整体で背骨周辺の緊張を解き、自律神経の通り道を整えます。
    筋肉を緩めるだけでなく、神経の伝達をスムーズにしたり、関節自体の動きを柔らかくしていきます。

  • 呼吸の質を高める

    肋骨周りや横隔膜の強張りを取ることで、深くゆったりとした呼吸ができるようになります。
    呼吸の調節は、東洋医学的な観点も含めて鍼治療をしていくことで、症状を和らげつつ効果を持続できるようになります。

この2つを改善することで、乱れた自律神経が安定し、あなたの体が本来持っている眠るためのリズムを取り戻すお手伝いをします。

たかが不眠と放置せず、心と体が悲鳴を上げる前に、ぜひ一度当院へご相談ください。
優しく丁寧な施術で、心地よい眠りをサポートします。

院長 境田涼平

この記事の監修者

院長 境田 涼平

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)

スポーツトレーナーとしてキャリアを始め、Jリーグチームの育成年代でトレーナーを経験。その後、根本的な改善を目指す治療の道に進み、3つの国家資格を取得しました。治療に携わって10年以上、完全自費だからこそできる、お一人おひとりの身体に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

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ひびきが丘鍼治療院 院長 境田 涼平

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