皆さんこんにちは。ひびきが丘鍼治療の院長、境田です。治療をさせていただいている患者さんのお仕事の中で、デスクワーカーや営業職などで、長時間PC作業や運転で座っている時間が長い方が圧倒的に多いです。
お仕事中のつらさの中では、「座っている間に腰が痛くなってくる」「長く座るのが苦痛」というお悩みが多いです。
毎日のことですし、お仕事中だとどうすることもできないのでつらいかと思います。
このような症状をお持ちの場合は、腰以外にも問題がある可能性があります。
そこで今回は、座っていて腰に痛みが出る場合の原因と解決法をお伝えします。
座りっぱなしで腰が痛くなる仕組み
- 骨盤が後ろに傾く
本来まっすぐ立っている状態の骨盤が後ろに傾いている状態です。椅子に浅く座って背もたれに寄りかかっているとなりやすいです。 - 背中が丸まる(猫背・巻き肩)
土台である骨盤が倒れると、背骨もつられて丸まり、肩が内側に入ります。 - 筋肉が固まって血流がストップ
この姿勢で固まってしまうと、腰の筋肉は引き伸ばされたまま動けなくなります。筋肉は「伸び縮み」することでポンプのように血液を流しますが、動かないことでさらに血流が悪化し、痛みが発生し
痛んでいるのは腰の筋肉
座っている時に痛みが出るのは、背骨の両脇を支えている大きな筋肉(脊柱起立筋や腰方形筋)です。
なぜ痛むのか?
背中が丸まった状態で座り続けると、腰の筋肉は引き延ばされた状態になります。
筋肉がピンと張ったままだと、中を通る血管が押しつぶされて、血流が悪くなってしまいます。
血流が悪くなると筋肉は酸欠状態になり、痛みを感じる物質が出ます。それを脳が受け取ることで「痛い」と感じるようになります。
痛む座り方になる原因
腰が痛いからといって、原因が腰だけにあるとは限りません。
- 体の前側の緊張
お腹、胸、腕の筋肉がデスクワークや運転などで縮こまると、体が前に丸まった状態になります。腰の筋肉は引き伸ばされた状態になります。 - 股関節が開きすぎている
股関節が開きすぎた状態になると、連動して骨盤は後ろに倒れやすくなります。
膝が外を向いていたり、足の外側だけ床についているような「がに股座り」になっている可能性があります。 - 背中・肩甲骨が動かない
背中や肩甲骨が前に倒れたまま固まっていると、背筋を伸ばすことができません。上半身に柔らかさがない分、すべて腰の筋肉が負担を請け負うことになります。 - 筋力不足
お腹の奥にある背骨を安定させる筋肉が弱っていたり、うまく力が入らなくなっていると、重力に負けてすぐに姿勢が崩れてしまいます。
座っていての腰痛の解決方法
根本から改善するためには、腰だけでなく、全身のバランスを整えることが大切です。
- 前側の硬さを緩和する
縮こまったお腹や胸、手を握る筋肉などを緩め、腰への前方からの引っ張りを弱めます。 - 背中と股関節の連動をスムーズに する
股関節を正しい位置に整え、肩甲骨と背骨が自由に動くようにすることで、無理なく背筋が伸びる状態を作ります。 - 姿勢を支える筋肉を使えるようにする
姿勢を安定させる深い所の筋肉を正しく使えるようにして、腰に優しい姿勢を維持できるようにします。
座り方のポイント
腰の負担を小さくする座り方のポイントをお伝えします。
- 床座りより椅子がおすすめ
床に座るときれいに正座をしない限り後ろに骨盤が倒れます。
椅子の方が、骨盤を垂直に立てやすくなります。 - 足の裏をしっかり床につける
足裏が浮いていると不安定になり、股関節が開きやすくなります。
しっかり接地させて土台を安定させましょう。椅子が高くて足が浮いてしまう場合は、足置きなどで高さを補えると楽です。 - みぞおちを意識する
背中や腰に力を入れていい姿勢を作っているとすぐに疲れてしまいます。
顎を軽く引き、みぞおちをほんの少し前に出すようなイメージを持つと、自然と背骨のカーブが整いやすくなります。
専門的な治療でのケアがお勧めです
腰に優しい座り方をご紹介しましたが、自分自身の体のどこが硬くなっているのか、客観的に判断するのはとても難しいものです。
ある程度動かせる範囲や筋力に問題起きている場合は座り方を変えただけでは症状が落ち着かない場合があります。
当院では、一人ひとりの姿勢のクセを分析し、なぜ腰が痛いのか根本的な原因を見つけ出します。
腰の引っ張りを作り出しているポイントは人によって違いますが、手や足、背中などに鍼を打って全身の緊張具合を調整したり、整体治療で関節の動きや力の入れ方を改善していきます。座っていての腰の痛みは、長く我慢していると骨盤の痛みや坐骨神経痛、ヘルニアなどにも発展してしまう可能性があるので、早めの改善がおすすめです。
つらい座りっぱなしの腰痛から卒業したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
山梨県甲斐市龍地3669-1
ひびきが丘鍼治療院
院長 境田涼平


コメント